ワンちゃんの運動不足やストレス解消にも役立つと人気のドッグラン。
施設によっては、ドッグプールやしつけ教室が開催されている所もあり、愛犬が思う存分外遊びを楽しめる場所として重宝されています。
ドッグランが近所にあるという方もいれば、遠出しないと行けないという場合もあるでしょう。
実際にワンちゃんの飼い主さんは、どのくらいの方がドッグランを利用されているのでしょうか。
そこで今回は、ワンちゃんの飼い主さんを対象に実施した「ドッグランの利用」に関する調査を紹介します。
「ドッグランを利用したことはありますか?」という質問にたいして、飼い主さんの44%が利用したことがあると回答しました。
半数以上の飼い主さんは、利用したことが無いという結果になりました。
有料のドッグランの利用の有無を尋ねたところ、67%の飼い主さんが利用経験があると回答しています。
無料のドッグランでもワンちゃんは十分に楽しめると思いますが、有料の施設だとドッグカフェが併設されていたり、バーベキューができるなどワンちゃんだけでなく飼い主さんも1日楽しめる施設もあるようですね。
ドッグランを利用するメリットとして最も多かったのは、「ワンちゃんが安全な場所で遊べる」(49%)でした。
リードを外して自由に遊ばせることができるドッグランは、ワンちゃんにとっても飼い主さんにとっても嬉しい場所といえるでしょう。
2位は、「ワンちゃんの運動量を増やせる」(36%)でした。
とくに都市部では、広々とした場所で思いっきり走らせることができるドッグランは貴重な存在です。
またワンちゃんの性格によっては、社会性を身に着けるため、ドッグランを利用する飼い主さんも一定数いらっしゃるようですね。
メリットの多いドッグランですが、トラブルに遭遇した経験がある方もいました。
「ほかの犬から危害を加えられた」(22%)、「ほかの犬とけんかになった」(21%)という回答がそれぞれ2割を超えており、利用時には注意が必要です。
ドッグランで起こる最も多い事故は「噛みつき」による怪我のようです。
他のワンちゃんに噛まれる、愛犬が他のワンちゃんを噛んでしまう両方のパターンがあります。
また、興奮した他のワンちゃんに飼い主さんが噛まれてしまったり、突然小さい子どもがワンちゃんの体に触り驚いて噛んでしまうなどの事故も。
ドッグランはワンちゃんや飼い主さんにとって楽しい場所ですが、公共の場であることを忘れずに、周囲への配慮を心掛けたいですね。
ドッグランを利用しない理由としては、「近隣にドッグランがない」(49%)が最も多く、次いで「散歩で満足」(22%)、「ほかの犬とのトラブルが心配」(21%)という結果になりました。
近隣にドッグランがないと、移動手段によっては遠出が難しい場合も考えられます。
そういった場合は近隣の散歩や公園に行って運動不足解消をはかっている飼い主さんも多いのではないでしょうか。
また愛犬の性格や社会性を鑑みて、ほかのワンちゃんとのトラブル防止のため、ドッグランへ行かない選択をしている場合も考えられます。
ドッグランの利用には、施設の場所やワンちゃんの性格、飼い主さんの考え方などさまざまな要素が影響しているようですね。
今回の調査から、約半数の飼い主さんがドッグランの利用経験があり、安全に遊べることや運動不足解消の場として活用していることがわかりました。
一方で、トラブルの可能性や施設の立地など、利用にあたって考慮すべき点も存在します。
ワンちゃんと安全に楽しくドッグランを利用するためには、事前にルールなどの情報収集を行い、しっかりと準備を整えておくことが大切です。
参考リンク
PRTIMES
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