梅雨の時期の6月、7月頃はジメジメとした暑さで過ごしにくい気候が続きますね。
高温多湿の環境では、ワンちゃんやネコちゃんの耳の中も蒸れてしまいます。
汚れがたまりやすくなり、耳トラブルが起きやすいといわれています。
飼い主さんたちはペットの耳のケアをどのようにされているのでしょうか。
ペットの耳掃除について、飼い主さん300人を対象に実施したアンケートを紹介します。
まず300人の飼い主さんに「どんなペットを飼っている?」かを尋ねたところ、ワンちゃんを飼っている飼い主さんは66%、ネコちゃんを飼っている飼い主さんは36%、その他が3%という割合でした。
ワンちゃんとネコちゃんの飼い主さんが多数を占めています。
300人の飼い主さん全員に、「ペットの耳掃除をしたことがある?」かを尋ねると、61%が「はい」と回答しました。
「はい」の回答には自宅だけでなく動物病院やペットサロンなどにお願いしている方も含まれており、半数以上の飼い主さんがペットの耳掃除に気を配っていることがわかります。
実際にペットの耳掃除をしている飼い主さんは、どのくらいの頻度で、どのような方法で耳掃除をしているのでしょうか。
2位は「数か月に1回」が31%、3位は「週に1回」の13%でした。
4割の飼い主さんが「月に1~3回」を目安に耳掃除をしているようです。
こまめにペットの耳掃除をして耳の状態を清潔に保っている飼い主さんが多いことがわかりますね。
耳の健康状態の把握という面からも、耳掃除を定期的に行う飼い主さんが多いのかもしれませんね。
ペットの耳掃除で使っているケアグッズを質問すると、「拭き取りシート」が67%で1位となりました。
次いで27%の「洗浄液」、22%の「拭き取りローション」と続きました。
「拭き取りシート」は通常のウェットシートのような形の物もあれば、指サックのように指にはめて拭き取るタイプもあり、耳のお掃除がしやすいものが多数。
手軽で比較的安価で使いやすいことで支持を得ていそうですね。
「洗浄液」はペットの耳に直接洗浄液を少量流し入れ、洗浄液がこぼれないようにやさしくマッサージをし、愛犬が頭を振ると汚れが出てきます。
耳掃除に慣れていない子ですと、耳掃除がトラウマになってしまう場合もあるため、その子にあった方法で耳掃除を行うと良いでしょう。
アンケートは複数回答可のため、ケアグッズを複数用意して分けている飼い主さんもいるようですね。
耳掃除で気を付けていること1位は62%の「やさしくお手入れする」でした。
耳は本来自浄作用があるため、目に見える範囲の汚れをやさしく拭き取ってあげるだけで問題ありません。
耳はデリケートなため、傷つけないようにやさしくお手入れすることを重視している飼い主さんが多いことがわかります。
2位は40%の「短時間で行う」、3位は33%の「耳や耳垢の状態をチェックする」という結果から、ペットにストレスを与えないことを意識している飼い主さんが多い結果となりました。
梅雨のジメジメした時期や、蒸し暑い夏は雑菌が繫殖しやすい時期のため、病気予防の観点からか、5位には21%の「湿度が高い時期はこまめに行う」がランクインしています。
出典:【ペット保険比較のピクシー】(https://pi-xy.co.jp/)
半数以上の飼い主さんが耳掃除を実施し、ペットの耳の状態の清潔さを意識していることがわかりました。
健康的な耳垢は黄色みがかった白色で、量も少なく臭いやベタつきもないのが特徴ですが、耳の中にトラブルがあると赤くなったりかゆみが出たりなど症状が出てきます。
日頃から耳のケアを行うことで未然に耳の病気を防ぐことも可能ですし、耳の健康状態を知ることにつながります。
まだ耳掃除が習慣化していない場合は、この機会に耳のケアを意識してみてはいかがでしょうか。
参考リンク
PRTIMES
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