ペット多頭飼いの割合は?メリット・デメリットの意識調査

ペット多頭飼いの割合は?メリット・デメリットの意識調査【ニュース】

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ワンちゃんやネコちゃんとの楽しい生活に慣れてくると、「そろそろ新しい子をお迎えしたいな・・・」「もう1頭いたらもっと楽しくなるのかな」と考え始めることもあるのではないでしょうか。

たくさんのワンちゃんやネコちゃんと一緒に暮らす多頭飼いは魅力がある一方で、気を付けなければならない点が複数あります。

そこで今回は、「ペットの多頭飼いに関する実態調査」の結果を紹介します。

 

多頭飼いをしている飼い主さんの割合

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まずは、多頭飼いをしている飼い主さんの割合を見ていきましょう。

45%の方が「2頭以上のペット」と一緒に暮らしているようです。
その内訳は、「猫のみを2頭以上飼っている」人が最も多く19%、次いで「犬と猫を1頭ずつ以上飼っている」が16%、「犬のみを2頭以上飼っている」が10%という結果でした。
多頭飼いをしていない人は半数以上を超えており、1頭のペットと暮らしている人の方が多いことが分かりました。

 

多頭飼いがもたらすメリット・デメリット

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多頭飼いが先住犬・先住猫にもたらすメリットは、「先住犬・先住猫が活発になった」が35%、「先住犬・先住猫の社会性が身についた」が33%となっています。

お互いが遊び相手になったり、ほかのペットが増えることで飼い主さんがいないときでも、不安な気持ちが減り、穏やかに過ごせるといったメリットがあるのでしょう。

ペット同士が共同生活によって、互いに大きな影響を与え合っていることがわかりますね。

一方で「特にない」と回答した方も30%おり、変化を感じられない場合も多いようですね。

 
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多頭飼いのデメリットとしては、「飼育費用がかさむ」が39%と最多。
次いで、「新しいペットと先住ペットの相性が良くない」の29%、「しつけや散歩の大変さ」の28%と続きました。

飼い主のうち、約4割は「飼育費用」がかさむ点が経済的負担を感じているようですね。
ペット数が増えれば、食事代、病院代、日用品代など費用がかさむため負担は大きくなります。
また居住スペースも広さが必要に。

先住犬・先住猫との相性が良くない場合、喧嘩になったり先住犬・先住猫がストレスで体調を崩してしまうこともあるでしょう。
その場合、しつけや散歩などそれぞれ別に時間を設けたり、食事を分けて与えるなど、飼い主さんの時間的余裕も必要になってきますので、そういった所が負担に感じているようですね。

その一方で、多頭飼いによって困ったことは「特にない」という回答も約3割(28%)という結果になりました。

 

多頭飼いの課題

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現状、ペットの「多頭飼いを希望する」人は16%、「多頭飼いを希望しない」人は84%で、多頭飼い希望者は少数派となっています。
では、どういう点が多頭飼いをしたくない理由なのでしょうか。

 
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ワンちゃんやネコちゃんの多頭飼いをしたくない理由としては、「費用面の懸念」が最も多く31%。
次いで「ペット同士の相性が心配」の30%となっています。

前述のとおり、実際に多頭飼いをしている飼い主さんも費用や先住のペットとの相性に悩むケースが多くあります。

多頭飼いを検討する際は、こうした懸念点を解消できるかどうか、しっかり確認する必要があるでしょう。

出所元:ペット保険『PS保険調べ』

 

まとめ

1頭1頭、個性が違うためそれぞれの子のよさを味わえるということも多頭飼いの魅力のひとつ。
多頭飼いは、家族が増えて飼い主さんもペットたちにも豊かな生活になるでしょう。

しかし実際に迎え入れる前にはしっかりとした事前準備と心構えが必要です。

「新しい子をお迎えしたい!」という場合、先住犬・先住猫の性格、新しく迎える子の性格、費用面等を考慮し、本当に多頭飼いができる環境なのかしっかりと判断し検討していきたいですね。

 

 

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