ワンちゃんやネコちゃんの長寿化が進む中で、その健康対策に意識を向けて、さまざまな工夫をしている人が多くいることが推察されます。
最近では人間ドックのように、ペットにも健康診断やペットドックを受けさせている飼い主さんも増えているようです。
そこで、ワンちゃんやネコちゃんと一緒に暮らす127人を対象に、8月1日から8月2日にかけてペットドックに関する調査が実施されました。
今回はその結果を紹介します。
『ペットにペットドック・健康診断を受けさせていますか(単一回答)』と質問したところ、最も多かったのは「1年に1回以上」で全体の44.9%にのぼる結果に。
その次に「2~3年に1回程度」が11.8%、「4~5年に1回程度」が4.7%と続き、一方で「受けたことがない」が23.6%にとどまりました。
続いて、『定期的に人間ドックを受けていますか』に対する回答を見ていきましょう。
「(人間ドック)1年に1回以上」と回答した人のうち、「(ペットドック)1年に1回以上」が57.1%など、人間ドックを定期的に受けている人は、ペットドックを定期的に受けさせる傾向にあることが分かりました。
その一方で、「受けたことがない」と回答した人でも、「(ペットドック)1年に1回以上」と39.0%が回答しており、自分自身よりもワンちゃんやネコちゃんの健康を大切にする人が一定数いることも窺える結果となっています。
ですが、ペットと楽しく暮らしていくには、私たち飼い主の健康があってこそ。
できればペットも飼い主さんも定期的な健康診断やドックを受け、健康意識を高く保ちたいところですね。
『異変や病気の早期発見につながった経験はありますか』と聞いたところ、「ある」が全体の54.6%となりました。
この結果からも分かるように、定期的な診断が異変や病気の早期発見につながっています。
早期に見つけることができれば、悪化する前に治療や対処ができますね。
『ペットドック・健康診断後に始めた改善アクションはありますか』と質問したところ、「フードの改善・変更」が最も多く50.5%という結果が得られています。
じつに半数以上の人が食生活の改善に意欲をみせ、アクションを起こしていることが分かりました。
昨今では臓器の負担を減らしたり、病気に特化したフードも多く登場しているため、投薬をせずに食事療法をするケースが多いようです。
ペットドックを定期的に受診する人の割合が多くいることが分かりましたが、獣医師さんが推奨する「年1回以上」受ける人は半数以下で、まだ浸透していないことが窺える結果となっています。
私たちよりも寿命の短いペットだからこそ、若いうちから定期的なペットドックで体の状態を把握してあげたいですね。
参考リンク
PETEMO
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