ペットの健康管理はどうしている?飼い主さんの意識調査【ニュース】

ペットの健康管理はどうしている?飼い主さんの意識調査【ニュース】

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飼い主さんはペットの健康管理をいつもどのようにしているのでしょうか。
毎日健康管理をしているという方もいらっしゃれば、特になにもしていないという方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回はペットの健康管理の意識調査の結果を紹介します。

 

ペットの健康管理に関心があると回答したのは154人

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10代~60代の飼い主さん男女232名にペットの健康管理の関心をたずねた所、「はい」が154名となり、全体の7割が関心があることがわかりました。

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『健康管理で何が一番重要だと思いますか?』とたずねたところ、「定期健診と予防接種」が81人で最多となりました。

予防接種で未然に病気を防いだり、病院で定期的に健診を行うことが重要だと考えている飼い主さんが多いようですね。

かかりつけの獣医師がいれば、ペットの健康診断の数値を追うことができ、お医者さんの視点から病気や体調の変化を発見しやすいでしょう。

2番目は「適切な食事」が54名となりました。
毎日の食事が健康を左右するといっても過言ではありません。

ペットフードも商品によってカロリー数や栄養面もさまざま。
ペットフードを食べないからとおやつや味が濃い人間の食べ物ばかりを食べてしまっていては体によくないですよね。
適切な量・栄養を考えてお食事から健康管理をされている飼い主さんが多いと窺えます。

その他「適度な運動や遊び」が23名。
「予期しない病気やケガの備え」が22名と続きました。

日常生活での取り組みも重要だと考えている飼い主さんが大半のようですね。

 

健康管理で困るのは「ペットのシニア化への対応やケア」

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『ペットの健康管理で一番困っていることは何ですか?』という質問では、「ペットのシニア化への対応やケアについて」が最も多く102人でした。

犬種や個体差によって異なりますが、一般的に犬は7~8歳頃からシニア期とされています。

シニア期になると目や耳が悪くなり、筋力も低下して病気に罹りやすくなり、反応が鈍くなる・トイレを失敗するなどの行動の変化も表れるでしょう。
食事・運動・排泄など日常生活でシニアへの対応について不安を抱えている飼い主さんが多いようですね。

次いで「獣医へのアクセスや費用の問題」が67人でした。
ペットの体調に何か異変があった時、すぐに動物病院を受診したいけれど近くになかったり、病院に罹る費用を問題としている意見が3割ほど。
ペットには人間の健康保険のような制度がありませんので、病院に連れて行くと診療費は自由診療で、全額自己負担となります。
診察費用が重なると経済的負担がかなり大きくなりますね。

3つ目は「適切な食事や栄養管理の難しさ」でした。
好き嫌いや食べむらが多かったりすると、食べてほしいものを食べてもらえず、栄養管理に悩まれているという飼い主さんも多いのではないでしょうか。

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『健康管理について最も頼りにしている情報源は何ですか?』という質問では128人が「インターネットやSNS上の情報」と回答しました。

ペットに体調不良や異変があった際はまずネットで症状や状態を検索してみるという方が多いのではないでしょうか。
また病院に罹る場合も、まずはネットでどこのクリニックが良いか、または近くにあるのかなど検索するという行動を一番初めにされる飼い主さんが多いようですね。

2番目に多かったのが「友人や家族からのアドバイス」が51人でした。
健康管理に関する情報やグッズなど実際にどういったものを活用しているのか、身近な方々の意見はとても参考になりますよね。

3番目では「獣医や動物病院からの情報」で36人。
専門知識をもった獣医師や動物病院からの情報は特に信頼が厚いでしょう。
定期健診の際に相談しているという飼い主さんも多いのではないでしょうか。

いずれも多くの飼い主さんがオンラインからの情報を頼りにしているようです。

 

定期的な健康チェックは「必要時のみ受診」が最多

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『定期的な健康チェックについて、どのくらいの頻度で獣医を受診していますか?』という質問では、「必要時のみ受診」が89人で最多に。

定期的に受診するというよりは、なにかあった際に受診されるという飼い主さんが多いようですね。

次いで「毎年」が64人。
「毎月」が57人という結果に。

毎月や毎年で定めると、経過が見られるのでより健康管理の比較もしやすいですね。
 

 

 

まとめ

 
今回の調査では大半の飼い主さんがペットの健康管理に関心をもっており、定期健診や適切な食事管理を重視していることがわかりました。
また大多数の飼い主さんがいずれ迎えるペットのシニア化とケアについて情報を得たいと思われているようですね。

ペットと長く元気で一緒にいられるためには健康管理は必要不可欠です。

一つの情報源だけだと、偏ってしまう可能性もあるため、多方面からの情報をもとに、それぞれのペットに合わせた健康管理・ケアができると良いですね。

 

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