昨今はワンちゃんも入れる施設や店舗が増えたことで、気軽に一緒にお出かけができるようになりました。
ですがそんな時に不安視されるのが粗相です。
自宅ではしっかりトイレをマスターしていても、慣れない環境ではその成果を発揮できない場合もあるでしょう。
そこで便利なアイテムとして注目されるのが、ワンちゃん用のおむつやマナーベルトといったマナーウェアです。
今回は「愛犬のおむつ・マナーベルト」に関する調査結果を紹介します。
全体の39%の飼い主さんが、愛犬におむつやマナーベルトを使用したことがあると回答しました。
まだおむつやマナーベルトの着用が一般的な習慣ではないにしても、相当数の飼い主さんがアイテムを活用していることが分かりますね。
愛犬のおむつやマナーベルトを導入する際、多くの飼い主さんが「0~4歳」の愛犬に選んでいるようです。
この年齢層での導入率は約58%と、とても多くの飼い主さんが利用していることが分かります。
一方、10歳を超えた愛犬にこれらを使うケースは、やや少なめで全体の15%程度となっているようですね。
おむつやマナーベルトを始めたきっかけについて尋ねたところ、43%が「出先での粗相」を理由に挙げました。
また、愛犬の「マーキング」に対処するためにこれらのアイテムを使い始めたという飼い主さんも22%みられました。
これらの理由を合わせてみると、全体の60%以上の方が、主に「外出時の不意な出来事」や「マーキング」への対策としておむつやマナーベルトを利用しているんですね。
「高齢によるおもらし」への対応以上に、他のシチュエーションでの利用が多いことが判明しました。
これまで愛犬におむつやマナーベルトを使用したことがない飼い主さんを対象に、将来的にこれらを取り入れることについて聞いたところ、63%の方が「取り入れる必要を感じない」と回答しました。
一方で、愛犬が幼い頃からおむつやマナーベルトを積極的に使用している飼い主さんもいるため、飼い主さんごとの異なる考え方が明らかになりました。
愛犬へのおむつやマナーベルトの使用をためらう理由では、「愛犬が嫌がるのではないか」と心配する声が最も多く、32%の飼い主さんがこれを理由に挙げました。
また、「デザインの選択肢が少ない」と感じる方も23%いらっしゃいました。
この結果からは、着心地や見た目のスタイルを重要視する飼い主さんが多く、おむつやマナーベルトの使用に対して必要性を感じない方が半数を超えていることが分かります。
愛犬の快適さやファッション性を考える飼い主さんの視点が大きく影響しているようですね。
出所元:「ペット保険『PS保険調べ』」
加齢により体の機能や感覚が変化していくため、シニアになるとトイレの失敗が増えてしまいます。
若いうちからおむつやマナーベルトに慣れておくと、後々着用に抵抗を感じにくくなり、愛犬のストレスを軽減できるかもしれません。
一方で粗相したまま着用を続けると、皮膚がかぶれてしまうことも。
こまめに取り替えたり、使用の必要のないシーンでは外して空気に晒してあげるなど、飼い主さんの細やかな気遣いも欠かせません。
便利グッズを上手に使って、愛犬の生活の質に気を配ってあげてくださいね。
参考リンク
PRTIMES
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