小型犬が最も支出が多い?大きさ別の一生にかかる費用とは【ニュース】

小型犬が最も支出が多い?大きさ別の一生にかかる費用とは【ニュース】

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ワンちゃんが大好きで一緒に暮らしたい、また新たな子をお迎えしたいといった思いを抱いている愛犬家さんにとって、費用の問題は気にかかるところではないでしょうか。
実際のところワンちゃんの一生にどれくらいのお金が必要なのかを知りたいけれど人には聞きづらい……というもやもやを抱えている方もいるかもしれません。

そこで今回は、小型犬の飼い主さん500人、中型犬の飼い主さん500人、大型犬の飼い主さん409人に聞いた、「ワンちゃんの一生にかかるお金」についてのアンケート結果を紹介します。

 

全体平均は約388万円

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調査の結果、ワンちゃんの一生にかかる費用合計は、全種平均で388万2,754円でした。

体型サイズ別にみると、小型犬は365万1,586円、中型犬がやや低く347万1,156円、大型犬は452万5,566円という結果に。
最も低い中型犬と大型犬の差は105万4,410円と、100万円を超えています。

出費項目別では、全種平均の場合、食費が最も多い138万2,776円で、これに次ぐのが消耗品・雑貨の109万173円でした。
3位は医療費の79万3,905円、以下ペットサロン代や初期費用が20万円強で続きます。

食費はやはり体型が大きくなるほど増す傾向にあり、小型犬は108万1,672円ですが、中型犬で126万917円に増加、大型犬になると180万5,738円にのぼりました。

小型犬の場合、ペットサロン代がどのタイプよりも高く、34万5,812円という結果に。
また、消耗品・雑貨も107万1,753円と高めでした。

大型犬は食費のほか、消耗品・雑貨の123万3,640円や、医療費の90万5,418円でも、他のタイプより費用がかかっています。

 

小型犬は環境整備面の費用が高め?

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さらにより細かな内訳を一生と月平均で見ていくと、トイレ周りにかかる費用は、全種平均が一生で57万6,171円、1カ月あたりでは3,253円かかることが分かりました。

小型犬の場合、平均に近い55万7,397円が一生の平均値、1カ月では3,147円になります。

中型犬は最も安く、一生で52万910円、月あたり2,941円。

大型犬は一生で65万30円、1カ月あたり3,670円となっています。

 
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また、ワンちゃんをお迎えしたことで増えた冷暖房費について調査すると、全種対象の場合、冷房は使う派が44%で、ワンシーズン6,587円アップが平均値、暖房は使う派が34%で、ワンシーズン3,508円、年間冷暖房費としては1万95円の上昇になりました。

小型犬に限定すると、冷房は使う派が51%と半数を超え、ワンシーズン8,780円の増加が平均と、かなり高めになっています。

暖房も使う派が42%で、ワンシーズン4,663円の出費増、年間では計1万3,443円という結果に。

一方、中型犬と大型犬では、冷房は使う派が約4割で、暖房は3割前後となり、費用も抑えられています。

中型犬では年間冷暖房費のアップが平均8,110円、大型犬は8,735円でした。

 

まとめ

ワンちゃんとの快適な暮らしには、やはりそれだけ費用もかかります。

今回の調査結果からは、体型サイズで生じる違いもかなりあることが分かりました。

愛する家族の一員となるのですから、最期まで責任をもって面倒をみてあげなければなりませんし、できる限り快適な暮らしを支えてあげたいものです。

余裕のある費用計画でお迎えしたいですね。

 

 

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