愛犬・愛猫は大切な家族の一員です。
一緒に時間を過ごすにつれて、かけがえのない絆を感じる飼い主さんも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ワンちゃん・ネコちゃんと暮らしている、または暮らした経験のある1,000人の飼い主さんに聞いた「人とペットの絆に関するアンケート調査」の結果を紹介していきます。
「ペットとの絆を感じることはありますか?」という質問では、各年代7割以上が「実感することがある」と回答しました。
年代別に見ると20代の回答者では8割以上が絆を感じています。
一方、「人と違って言葉を交わせないから」「本心がわからないから」などの理由で、ペットとの絆を「実感しない」と答えた人も全体で3割程度いることが分かりました。
続いて「ペット」と「大切な人」に対して絆を感じる場面を尋ねました。
ペットと人に対しての違いを含めて見ていきましょう。
ペットの最多回答は「寄り添っているとき」で70.3%、大切な人では「気にかけてくれていると感じられるとき」との回答が最も多く62.7%という結果になりました。
最も回答に差が出たのは、「気にかけてくれていると感じられるとき」という回答です。
ペットが30.8%なのに対して大切な人が62.7%と約30%の差がありました。
一方で「意思疎通が図れていると感じるとき」は両者とも差がなく、多くの人は「ペット」にも「大切な人」に対しても、絆の感じ方は同じであることが分かりました。
「ペットとの絆を深めるために実践されていることはありますか?」という質問では、1位が「なでる、さわるなどスキンシップをとる」で59.4%を獲得。
絆を深めるためには、愛犬・愛猫と直接触れ合うことが大切と考える人が多いことが分かります。
ワンちゃんネコちゃんも撫でてほしい、構ってほしいとアピールしてくれることがありますよね。
2位には「名前を呼ぶ」が51.1%、次いで3位には「ほめる」が45.8%という結果に。
やはりポジティブなコミュニケーションによって絆が深まるようですね。
ペットとのコミュニケーションで、ペットの性格の変化や絆ができていると感じることはあるかを問う質問では、「感じることがある」が88.9%、「感じることはない」が11.1%という結果になりました。
9割以上の方は、ペットとのコミュニケーションを通じて絆を深められていると感じているようです。
また、「ペットのどのような様子から行動や性格の変化、絆ができていると感じるか教えてください。」という質問では、「自ら近くに寄って来るようになった」が68.1%、「信頼関係を感じられるようになった」が45.3%、「基本動作ができるようになった」が44.5%に。
この結果から、ペットから近寄ってくるなどの変化が見られると、絆ができてきたと感じる方が多いことがわかりました。
「ペットの変化していく様子や、絆が強まっていることを感じたことで自分の性格や行動にもポジティブな影響があったと感じますか?」という質問では、 75.4%が影響があったと回答しました。
7割ほどの方は、ペットの変化によって自分の性格や行動もポジティブなものに変化していると感じているようです。
続いて変化の内容を問う、「ペットと暮らすようになってから、あなた自身にはどのようなポジティブな影響がありましたか?」という質問では、1位が「ストレスが緩和された」 66.3%、2位が「家族との会話が増えた」52.8%、3位が共に26.7%で「ペットを通じて友人、仲間が増えた」と「相手の気持ちを思いやれるようになった」という回答が並びました。
「現実では難しいことも含め、もし可能だとしたら、ペットと共にやってみたいと思うことを教えてください」という質問では、全体の回答としては「ペットと会話をする/意思疎通する」という回答が最も多く63.7%、その後は「ペットと一緒に過ごしながら仕事をする」26.4%、「ペットと一緒に自然の豊かな環境で暮らす」24.6%、「時間やお金、スペース。他者を気にすることなく、自由に遊ぶ/走り回る」23.8%と続く結果になりました。
ペットと暮らしていく上では、病気で看病をする際や食事の好みを模索するなど様々なシーンで意思疎通が取れたらと感じる場面が多いため、「ペットと会話をする/意思疎通する」と考えている方が6割に近いのにも納得ですね。
調査の最後に行われた「大切な存在(家族、友人、ペットなど)との絆(つながり)を感じることは、自身にとって幸せなことだと思いますか?」という質問では、98.8%が「はい」と回答しました。
ほぼ100%の方が、大切な人やペットとの絆を「幸せ」だと捉えているようです。
調査の結果、ペットと暮らしている人の約7割はペットとの絆を感じているようです。
さらにペットとの絆を深めることが、私たち人間にも良い影響をもたらすことが分かりました。
ペットと関わっていくことで、お互いにポジティブな影響を受けられるような関係を築いていけたらいいですね。
参考リンク
アイペット
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