8割の飼い主さんが希望!愛犬と一緒に旅行に行きたい【ニュース】

8割の飼い主さんが希望!愛犬と一緒に旅行に行きたい【ニュース】

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ワンちゃんと生活していると、なかなか旅行に行けないという飼い主さんは多いでしょう。

昨今はそうしたニーズに応え、ペット同伴で宿泊できる施設も増えてきており、実際に愛犬との旅行を楽しんだという声を聞くようになりました。
とはいえ、まだまだ対応施設は少なく、宿泊可能な場所が確保できても同伴旅行は難しいと感じる飼い主さんもいるでしょう。

今回は飼い主さんの旅行をめぐる意識と実態について、愛犬との旅行をとりあげた最新のアンケート調査結果を見ていきましょう。

 

愛犬同伴で旅行に行くのは65%

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まず、愛犬同伴で旅行に行くかどうか尋ねたところ、「場合によって同伴で旅行する」という方が全体の40%で最も多く、「いつも同伴で旅行する」飼い主さんは25%、「同伴しないで旅行する」方が17%、そもそも「旅行しない」方が18%でした。

家族の一員として暮らしていても、やはりいつも同伴で旅行を楽しむというわけにはいかないケースが多いとみられます。

一方で、場合によるという飼い主さんを含めれば、65%の方は「愛犬同伴で旅行する」と回答しました。
ワンちゃんとの旅行も、かつてに比べ検討しやすくなっていることが背景にあるとみられます。

 

実際には叶わなくても一緒に旅行したい人は8割

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続いて「旅行しない」とした飼い主さんと、愛犬と「同伴しないで旅行する」とした飼い主さんを対象に、愛犬同伴で旅行に行きたい意向がどの程度あるかを調べました。

すると愛犬同伴で旅行に「行きたい」が46%、「どちらかと言えば行きたい」も34%にのぼり、合計すると80%の方が実際には愛犬と旅行したいと考えていることが分かりました。

「どちらかと言えば行きたくない」、「行きたくない」という飼い主さんは、それぞれ2%とごく少数で、本心では一緒に旅行を楽しみたいという方が多数を占めています。

 
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こうした希望を持ちつつも、なぜ叶わないのか、愛犬同伴で旅行をしない理由を複数回答可で答えてもらったところ、トップは「不慣れな場所に連れて行くのが不安」の40%でした。

2位は「愛犬の体調不良が心配」の35%、3位に「旅行先で周りに迷惑をかけるのが心配」という34%になっています。

以下、4位は「ペット対応の宿泊施設がない、少ない」の30%、5位に「滞在先の行動が制限される」の25%、6位は「移動距離の長さ」の24%、7位「交通手段が制限される」の22%、8位「旅費が高い」の15%となりました。

普段とは異なる環境に連れていくことになるため、ワンちゃんの心身に与える影響や、急な体調不良を心配される飼い主さんが多いようです。
また、やはり宿泊施設や観光先、移動方法における対応状況の不十分さがあり、諦めざるを得ないと考えている方も少なくありませんでした。

 

宿選びのポイントはワンちゃんが楽しめる施設と室内での自由度

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ワンちゃん同伴の旅行を実施されている方を対象に、宿泊先に関して重要視しているポイントを尋ねたところ「宿泊先周辺に愛犬が楽しめる施設がある」と「愛犬を客室内で放せる」が同率トップの80%となりました。

何よりワンちゃんのことを第一に考える、飼い主さんらしい結果といえるでしょう。

3位は「愛犬と一緒に寝られる」の71%、4位は「食事中も愛犬と一緒に過ごせる」の65%で、5位には「ペット用品(トイレシート、ケージなど)の充実」の46%が入りました。

以下、「従業員の愛犬への対応」の40%、「ロケーションの良さ(自然の豊かさや景色の良さなど)」の39%などと続いています。

一般的な旅行で重視される「ロケーションの良さ」も7位には入っていますが、全体としてワンちゃんが快適に過ごせるか、いつも一緒にいられるかといった点が重要視されています。

自由記述でも、次のような項目が挙がりました。

「(愛犬の体調を考え)遠すぎず、近場であること」
「犬用の食事メニュー」
「客室の誤飲対策(コンセントや配線など)」
「大型犬でも宿泊可」

自宅ならば気にせずにいられることも、慣れない旅先では注意しておかねばならなくなることが多々あります。
ワンちゃんの基本的な安全確保も重要なポイントになっていることが分かりました。

 

家族だから一緒にいたい、楽しみたい!

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最後に、愛犬同伴で旅行をする理由を複数回答可で尋ねました。

するとトップは「家族だから」の74%、2位が「一緒に楽しみたいから」の69%となりました。
3位は「留守番させるのがかわいそうだから」の52%、4位に「離れたくないから」の27%となっています。

以下、「愛犬のストレス解消のため」の21%、「愛犬の運動不足の解消のため」の16%と続きました。

過半になっている上位の項目からは、やはり飼い主さんにとって、ワンちゃんがかけがえのない家族の一員となっていることが強く伺われます。
また、普段とは異なる環境を活かし、ワンちゃんのストレス解消を図ったり、運動不足を解消させてあげたり、のびのびできるところへ積極的に出かけていく飼い主さんもいることが分かりました。

 

まとめ

今回の調査からは、多くの飼い主さんがワンちゃんとの旅行を望んでいることが分かりました。

それでも実現が難しいネックとなっているのは、ワンちゃんの体調面や環境の変化、旅先の受け入れなどです。
飼い主さんは愛犬を気遣い、ワンちゃんの立場で考えているからこそ踏み切れない面があり、愛情の深さがあらためて伺われました。

今ある制約や不安が少しずつでも解消されていくよう、互いに知恵を絞り、受け入れる心と周囲への配慮を忘れないようにしていきたいですね。

 

 

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