世界のドッグフード市場!堅調な成長の裏にはアジア地域の意識の変化も【ニュース】

世界のドッグフード市場!堅調な成長の裏にはアジア地域の意識の変化も【ニュース】

ドッグフード

 
日々の健康づくりは食事からという基本は、人間だけでなくワンちゃんにも言えることです。
そのため、皆さんも愛犬の体によりよいものを、とこだわって選んでいるのではないでしょうか。

日本でもドライタイプやウェットタイプ等、冷蔵冷凍などの保存方法も異なるさまざまなフードが販売され、また、国産だけでなくニュージーランドやドイツ、フランスなどの輸入品も人気を集めています。

このようにドッグフードは世界においても大きな成長が見込まれる一大市場と言えるようになりました。
そこで、今後ドッグフード市場がどう成長していくのか、分析された最新のレポートを紹介します。

 

年平均成長率4.0%の見通し

Report Oceanが11月に発行したレポートによると、世界のドッグフード市場は2021年から2027年の予測期間において、平均4.0%以上の堅調な成長率が見込まれています。
具体的な数値では、2020年に約562億2,000万ドル、2027年までには682億2,000万ドル規模に達する見通しです。

フードはワンちゃんにも日々欠かせないものであることから、その市場規模はペット関連市場全体の中でも大きな存在感を放ち、引き続き成長の原動力となるとみられます。

 

地域別ではアジア太平洋地域の成長率が最高に

地域別に見てみると、アジア太平洋地域、北米、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、その他の分類に分けられますが、中でも主要エリアとされているのは北米です。
アメリカのThe Human Societyによる調査報告書では、2016年から2017年におけるワンちゃんは推定7,680万匹でしたが、2017年から2018年には8,970万匹にまで増加したとされています。
このようにワンちゃんの飼育数の増加は、フードへのニーズ拡大にも大きく影響してると言えるでしょう。

また、今回の2021年から2027年という予測期間で、最も高い年平均成長率を示すと予想されたのは、日本を含むアジア太平洋地域。
背景には愛犬との暮らしを望む人が増えていることだけでなく、健康志向の高まりにより良質なフードを求める傾向、さらに気候変動によるワンちゃんたちの健康問題が増加することへの対応などの要素が挙げられました。

家族である愛犬の健康を考える飼い主さんの愛情もまた、市場成長の要因のひとつということですね。

 

まとめ

飼い主さんにとって大切な家族である愛犬には、いつまでも健康に長くそばにいてほしいですよね。
そんな飼い主さんたちの願いを叶えるように、今では健康志向の高いフードやトリーツがたくさん販売されるようになりました。

種類が多く、選ぶのに苦労する一面もありますが、愛犬に合った製品やより体によい製品が開発されるためにも市場が拡大していくことは歓迎したいところですね。

 

 

この記事が気に入ったら
いいね !しよう

この記事はいかがでしたか?みんなにシェアしていただけると嬉しいです♪

ブッチ・ジャパンによる愛犬・愛猫との毎日を応援するペットのためのコラムページ『PECOLA(ペコラ)』。犬・猫に関する豆知識や、ペットの健康・しつけなどのお悩みに関する情報をご紹介します。

上へ戻る