どれくらい食べさせていい?ワンちゃんにかぼちゃを与える際の注意点

どれくらい食べさせていい?ワンちゃんにかぼちゃを与える際の注意点

pumpkin01

 
秋から初冬にかけて旬を迎えるかぼちゃ。
ハロウィンの仮装やインテリアでも大人気ですが、甘くホクホクして美味しい野菜でもあります。

甘いものを好むワンちゃんにも人気の食材ですよね。
かぼちゃを使ったおやつや、ワンちゃん用ケーキも販売されています。

そこで今回は、ワンちゃんにかぼちゃを与える際の注意点や、与えてもいい量について紹介します。

 

かぼちゃに含まれる栄養素

pumpkin02
 
かぼちゃの栄養素は約2割が炭水化物ですが、ビタミン・ミネラルなども豊富。
適量であればワンちゃんの健康維持にとても役立つ、栄養が豊富な食材です。

ここでは、かぼちゃの主な栄養素と期待できる効果を紹介します。

 

ビタミン

かぼちゃには、ビタミンA、B1、B2、 B6、C、E、Kなどが含有されています。

各ビタミンの特徴を以下にまとめました。

・ビタミンA:皮膚や粘膜の健康を維持し細菌や病気から身体を守る
・ビタミンC:抗酸化作用による活性酸素の除去、病気予防、関節炎の予防、解毒、がん予防など
・ビタミンE:抗酸化作用による老化防止、血流を促す、病気予防
・ビタミンB群:エネルギーの生成、脳や心臓など臓器の働きの維持
・ビタミンK:骨の形成を促し丈夫な骨をつくる

 

ミネラル

カリウム、鉄などのミネラルも多く含みます。

カリウムは塩分の排出を促し血圧の上昇を抑え、筋肉や神経系の働きを正常化する働きがあります。
また、鉄分には体内の酸素運搬に関わり貧血を防止する効果も。

 

βカロテン

かぼちゃには強い抗酸化作用や抗発ガン作用があるβカロチンも含まれています。
皮膚や被毛、粘膜、歯の健康に役立ち、病気予防や老化防止等、アンチエイジングに役立つとして知られていますね。

ただしβカロテンはワンちゃんの体内でビタミンAに変換されるため、過剰にビタミンAを摂取することとなり「ビタミンA中毒症」になる恐れがあることも知っておきましょう。
もちろん適量を守れば、ワンちゃんの健康に有益な栄養素ですよ。

 

食物繊維

かぼちゃは食物繊維を豊富に含んでいるので、腸内環境の改善や便秘の予防に役立ちます。

食物繊維には不溶性・水溶性があり、不溶性食物繊維は、腸の中で水分を吸って大きく膨らんで大腸壁を刺激し、スムーズな排便を促します。
一方で水溶性食物繊維は、食後の糖質の吸収を遅らせ、血糖値の上昇を穏やかにし、コレステロールを排出する働きがあります。

 

ワンちゃんに与えてもいい量

pumpkin03
 
かぼちゃは野菜の中でも比較的カロリーが高い食材です。
たくさん与えてしまうことで摂取カロリーが増え肥満になる可能性も。
また、ビタミンAは過剰に摂取すると中毒になることがあるため、あげすぎには注意が必要です。

そのため、1日のカロリー摂取量を考慮して適量を与えるようにしましょう。

煮物に入っているような一口サイズのかぼちゃがひとつ約25gなので、ワンちゃんの体重で換算したおおよその1日あたりの摂取可能量を出してみました。

超小型犬なら1切れ、小犬で2切れ、中型犬で3切れ、大型犬では4切れ程度が目安です。
毎日与えることは避け、一度に与えず分けて与えましょう。

 

与える際の注意点

pumpkin04
 
栄養豊富でさまざまな健康効果が期待されるかぼちゃですが、愛犬に与える際にはいくつか注意したい点があります。
与える前に、以下の点を確認してくださいね。

 

与えてはいけない部位

かぼちゃの中心にはワタと種があります。
種は大きく消化しにくいため、口中や消化管を傷つけたりする恐れがあるので与えてはいけません。

皮は固いので一口サイズにカットして与える場合には取り除いた方がいいでしょう。
ですが皮には実よりも栄養が豊富なので、よく過熱した上で細かく刻んだり、フードプロセッサーを使用したり、すりおろしてあげれば皮も含めて食べさせて問題ありません。

 

加熱する

生のかぼちゃ硬くそのまま食べると消化不良や下痢を起こすので、必ず茹でる、蒸すなどして十分に加熱してから与えましょう。
固形の状態の食事が得意でない子には、加熱したかぼちゃをフードプロセッサー等を使ってペースト状にしてあげるといいですね。

また、人間が食べるようなかぼちゃを使った料理は、塩分や糖分が高いため与えてはいけません。

 

アレルギーとククルビタシンに注意

あまり多くないですが、まれにかぼちゃに対してアレルギー反応を示すワンちゃんもいます。
そのため、初めて与える際はほんの少量にとどめ、その後の様子を見るようにしましょう。

また、ハロウィンなどで使用される観賞用かぼちゃには、強い苦みがある「ククルビタシン」という成分を含むものがあると報告されています。
ククルビタシンを多量に摂取すると下痢などの食中毒を起こすことがあるので、観賞用かぼちゃは与えない、また通常のかぼちゃを与える際にも味見をして、苦みがある場合は与えないようにしましょう。
 
 

まとめ

栄養価の高いかぼちゃは愛犬の健康維持に役立つ良い食材です。
適切に調理し適量を与えれば、愛犬の体にいい影響を与えることが分かりましたね。

一方で注意点を守らず与えてしまうことで健康を害してしまう危険性もあります。
与え方をきっちりと理解した上で、おいしく食べてもらうようにしましょう。

この記事が気に入ったら
いいね !しよう

Twitter で

この記事はいかがでしたか?みんなにシェアしていただけると嬉しいです♪

ブッチ・ジャパンによる愛犬・愛猫との毎日を応援するペットのためのコラムページ『PECOLA(ペコラ)』。犬・猫に関する豆知識や、ペットの健康・しつけなどのお悩みに関する情報をご紹介します。

上へ戻る