年々ワンちゃんの平均寿命は延び、嬉しいことに一緒に過ごせる日々が長くなってきています。
かけがえのない家族である愛犬との暮らしは、愛しさや癒しに溢れたものですよね。
しかし一方で、ワンちゃんに関する悩みを抱えている方も多いでしょう。
さらに高齢化が進むことにより治療や通院にかける手間や時間、医療費等の負担が大きくなっている面もあることも知っておかなくてはいけません。
そこで、実際にワンちゃんと暮らす飼い主さん1,640人を対象に行われた「ワンちゃんと一緒の生活」についての調査結果を紹介します。
皆さん、どのような考えを持っているのでしょうか。
「ワンちゃんとの生活で今一番のお悩み(関心)は何ですか?」という質問では、51.5%が「体調管理」で1位、47.6%が「病気」で2位、37.9%が「食事」で3位という結果になりました。
TOP3はいずれも健康や体づくりに関するもので、飼い主さんの関心の高さが伺えます。
他には、「留守番が難しい」や「歯磨き・歯石除去」といった声も見られました。
コロナウィルス感染症の広まりも落ち着きを見せており、仕事や買い物等で家を空ける機会が増えたことも関連していると考えられます。
また、ワンちゃんの歯垢は約3~5日で歯石に変わってしまうので、こまめなデンタルケアも求められていることが分かります。
「ワンちゃんに関連して、あなたが“嬉しいな”と感じるものはどれですか?」という質問で69.6%の最多回答となったのは、ワンちゃんと一緒に入れる商業施設や公共交通機関が増える(整備が進む)といった内容でした。
2位は、64.4%の「会社などでペットも家族であることを認めた制度や対応が進む(ペットの看護休暇など)」、3位は49.1%の「ドッグランなど犬と出かけられる場所が増える」です。
ワンちゃんと沢山の時間を一緒に過ごしたい飼い主さんが多いことが読み取れますね。
また、飼い主さんに働き世代が多いことから、勤め先の意識変化やペットに対する制度の整備を望んでいることが分かります。
ワンちゃんを預かってほしいと思うのはどういった状況かを尋ねたところ、40%の「旅行」が最多となりました。
ワンちゃんと一緒に過ごせる施設や職場が望まれる理由が分かりますね。
次いで「仕事」「入院・治療」が17%で2位となり、数日、家を不在にするときに預けたいと考えている飼い主さんが多いようです。
2位以降は日常生活において不可欠である外出時を挙げる方が多いことが分かります。
ワンちゃんと暮らす飼い主さんにとって一番の関心事は、やはり健康面であることが明らかになりました。
私たちよりも短い犬生だからこそ、できるだけ健康に愛犬らしく暮らしてほしいという飼い主さんの愛情が伺えますね。
また、ワンちゃんとの生活や外出がもっと気軽にできるような環境の整備や、働いていても安心してペットと暮らせる制度が整うことに期待が集まっています。
だからこそ、飼い主である私たちは周囲の人に迷惑をかけないよう、マナーを守って生活していきたいですね。
参考リンク
PRTIMES
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