飼い主さんの実体験を調査!愛犬とのキャンプで注意したいこと【ニュース】

飼い主さんの実体験を調査!愛犬とのキャンプで注意したいこと【ニュース】

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昨今のキャンプやグランピングブームで、ワンちゃんたちとも一緒に楽しめる同伴対応のキャンプ場も増えてきました。
普段とは違う開放的な空間で、たっぷり自然を満喫し非日常を味わいたいという思いから、愛犬や愛猫とのキャンプに関心があるという方も多いでしょう。

とはいえ実際に実行するとなると、何を準備して持っていくか、どんな点に注意しておくべきかなど、日常とは違うからこそ事前に知っておきたいポイントも多くあります。
そこで今回はワンちゃんとのキャンプを楽しんだ経験のある方から意見を募った、興味深い調査結果を紹介しましょう。

 

車移動では後部座席に乗せる人が最多

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最初に愛犬を車に乗せる場所が主にどこかを尋ねたところ、「後部座席」が43.2%で最も多く、次いで「助手席」の36.9%でした。

「荷室(ラゲッジスペース)」が15.3%、「とくに決まっていない」という人も4.5%にみられています。

ワンちゃんを車に乗せる場合、興奮して動き回るといったことがないよう注意が欠かせません。
膝の上にのせてあげるといった飼い主さんもありますが、膝にのせたまま運転していたドライバーが道路交通法違反で検挙される事件も珍しくありません。

きちんとクレートやケージを使用するなどし、家族みんなで安全に乗車・移動できるよう工夫しましょう。

 
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ワンちゃんを車に乗せる際に使用するものとしては、「ボックスタイプドッグシート」が41.4%で最も多く、次いで「クレート/キャリーバッグ」の40.5%、3位は「ハーネス/犬用シートベルト」の36.0%でした。

また「シートタイプドッグシート」がこれに続く34.2%で、以下「タオル/バスタオル」の30.6%、「クッション/ベッド」の27.9%、とくに何も「使っていない」人は3.6%にとどまりました。

専用のシートやツールを使う方が多いようです。
愛犬はもちろん、飼い主さん自身の安全を守るためにも、できる準備はしっかりしてあげたいですね。

 

移動ではこれが不安!あるあるな声が多数

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ワンちゃんを車に乗せる際、困ることや不安なことがあるか尋ねたところ、ワンちゃんが「落ち着かない」ことを挙げる飼い主さんが最も多く、49.5%と約半数にのぼりました。

2位は「車酔いをする」の37.8%で、3位が「窓から顔を出したがる」の32.4%でした。
車酔いでしんどい思いをさせてしまったり、窓から手や顔を出して危険な目に遭うのではないかとハラハラしたり、思い当たるところのある愛犬家さんは多いことでしょう。

4位は「粗相をする」の29.7%、5位が「脱走する」の15.3%、「とくにない」は9.9%と約1割でした。
車を汚しそう、粗相をしそうといった回答が多いのではないかとも予想されましたが、実際には3割弱とさほど多くはありませんでした。
それ以上に慣れない車移動でワンちゃんが不安になったり、逆に興奮状態となったり、体調不良に陥ることを心配する声が目立っています。

 

キャンプでの2大問題は「排泄物処理」と「無駄吠え」

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続いて愛犬とキャンプをする際に気をつけていることは何か尋ねると、「排泄物の処理」と「無駄吠え」が51.4%で最も多く、過半の回答になりました。

これに次ぐのが「暑さ寒さ」の47.7%で、昨今の極端な気候もあってか、アウトドアアクティビティとして、温度管理の対策がポイントとなっています。

4位は「ペットの食事」の39.6%、5位が「ノミやダニ」の33.3%、6位は「迷子や脱走」の27.9%でした。
以下、「睡眠不足/休憩」の23.4%、「バーベキュー時などのつまみ食い」の21.6%、「移動中の車酔い」は19.8%、「抜け毛」が16.2%、「とくにない」は0.9%と続きました。

自宅とは異なる環境で寝泊まりするため、気をつけなければならない点も多く生じるでしょう。
食べてはいけないものを口にしたり、目を離した間にいなくなったりといったリスクが高いことも考えておかねばなりません。

 

持っていって役立ったものは使い慣れた基本アイテム

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愛犬とのキャンプで持っていって良かったと思うものをすべて選んでもらったところ、「愛犬用の食器・フードボウル」が58.6%で最も多く、次いで「犬用飲み水ボトル」の56.8%、3位には「首輪、リード、ハーネスなど」の55.0%がランクインしました。

4位は「ドッグフード」の54.1%で、ここまでの上位4つは半数以上の回答率となっています。
この4つのうち3つがワンちゃんの飲食に関するもので、基本となる“食”を充実させてあげること、普段から使い慣れたもので管理してあげることが大切なようです。

5位は「トイレシートなどの排泄物処理袋」の37.8%、6位には「ケージ、クレート」の29.7%、7位に「ドッグアンカー」の27.0%、8位「アウトドア用サークル」と「おもちゃ」の22.5%、10位は「狂犬病予防注射済票、混合ワクチン接種証明書」の20.7%でした。

以下、「ドッグブランケット」の18.9%、「迷子札、犬鑑札」と「防寒服」の17.1%、「ドッグコット、ベッド」の16.2%、「犬用寝袋」の14.4%などと続いています。

基本的な生活にかかるものから証明書類まで、幅広いものが挙がっています。
極端に少ない回答率の項目はないことも確認されているため、行くシーンや場所、ワンちゃんの特性などを考慮し、準備の参考にすると良いでしょう。

 

意外な危険、失敗エピソードも

最後にドライブやキャンプへワンちゃんを連れて行った際のエピソードについて、寄せられた声を見てみましょう。
気になったポイントや失敗点などでは、以下のようなものがありました。

「車に乗ると、とても楽しそうに立ち上がってウロウロしながら窓の外を見ていますが、急ブレーキやカーブでは、よくふらつくのでちょっと危ないです。」
「ゲージの鍵がかかっていなくて、キャンプ場から脱走してしまったことがあります。結局帰ってきましたが、10分ぐらいどこかに行っていたようで、大騒ぎになりました。」
「スーパーへ寄って買い物するため、少しの間愛犬を車で待たせていたら、バックの中の焼きパンを全部食べられてしまいました。」
「慌てて犬を連れて外出した時に、水の容器を持っていくのを忘れ、犬が水を飲みたがってもすぐに用意出来なかったので、人間が飲んでいた麦茶を手のひらに入れて飲ませた苦い経験があります。」
「バーベキューの時に、愛犬がテーブルにぶつかり肉を落としてしまって、肉が食べられなかったことがあります。」

かわいらしい失敗なら旅の思い出になりますが、愛犬や周囲に危険が及ぶような事態は避けなくてはいけません。
普段と違う環境下では思わぬことも起こりやすくなるので、しっかり準備して出かけましょう。

 

まとめ

今回は愛犬とのキャンプ、アウトドアライフについての調査結果を紹介しました。
車に乗って移動する際の注意点やキャンプ実施時のポイントなど、飼い主さんの実体験からの情報は、今後の準備の参考にしてみてください。

備えは十分に、しっかり計画を立てて楽しいひとときを満喫してくださいね。

 

 

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