愛犬と一緒に冬キャンプ!気をつけるポイントや必要な準備とは

愛犬と一緒に冬キャンプ!気をつけるポイントや必要な準備とは

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寒さも厳しくなってきましたが、愛犬と一緒にお出かけする予定の方もいるのではないでしょうか。

春や夏は日中の暑さから屋外でのレジャーはワンちゃんには厳しいものですが、冬であれば防寒をすれば楽しめます。
さらに冬場は屋外レジャーを楽しむ人は比較的少ないため、愛犬と一緒でも周囲への配慮もしやすいですね。

しかし、気をつけなければならない点もあることを押さえておきましょう。

今回は、冬キャンプにおける場所選びのポイントや必要なアイテムについて解説します。
事前にしっかりと準備をして、家族みんなの楽しい思い出にしましょう。

 

冬キャンプの魅力や場所選びのポイントは?

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防寒対策を万全にすれば、冬場でも愛犬とキャンプをすることができます。
一緒にお出かけができれば、愛犬を家に置いてきてしまったといった心配をすることもなく、思いっきりキャンプを楽しめるでしょう。

ワンちゃんと冬キャンプする魅力や場所選びのポイントを次にまとめました。
 

ワンちゃんと冬キャンプをする魅力

冬キャンプは寒さがあるものの、ワンちゃんにとって主に以下の魅力があります。

①虫が少ない
冬のキャンプ場では感染症を引き起こすマダニや蚊などの虫がほとんどいないため、ごはんや寝る時も快適です。

②暑い季節よりも快適
夏の暑さ対策は扇風機や水浴びなどに限られますが、冬の寒さ対策は重ね着や暖房などを組み合わせ、気温に応じた対策ができます。

③キャンプしている人が少ない
冬はキャンプ場を訪れる人が少なく近隣サイトが空くため、よそのワンちゃんを苦手とする愛犬でも楽しめる環境です。

冬キャンプは、ペット可のホテルやペンションに泊まるよりも、ワンちゃんにとって自由度が高いアウトドアレジャーです。

 

冬季のキャンプ場選びのコツ

冬季のキャンプ場選びでは、早い時間にチェックインができ、かつ温水が整備された場所がおすすめです。
そのほかにも主に以下のポイントがあります。

①比較的温かい場所を選ぶ
冬キャンプでは、ワンちゃんとともにぐっすり眠れるよう比較的暖かいキャンプ場を選びましょう。
標高が100メートル高くなる度に、気温は0.6度ほど下がるといわれています。
夜中から明け方にかけて冷え込みが厳しくなるため、標高が高く雪が残っているような場所は避けましょう。

②電源サイト付きのキャンプ場を選ぶ
冬キャンプを快適に楽しむには、寒さをしのぐ暖房が欠かせません。
電源サイトが付いているキャンプ場を選べば、ホットカーペットや電気ストーブによって、安全に寒さ対策ができます。

③ペット可のコテージの有無で選ぶ
冬キャンプでは、ペット可のコテージが併設されたキャンプ場をおすすめします。
普段は暖かな室内で暮らすワンちゃんにとって、冬キャンプは過酷な環境です。
コテージが併設されていれば、夜間の気温が氷点下になり、予想よりも寒さが厳しくなった場合にも、コテージに移ることができます。

 

ワンちゃんとの冬キャンプで気を付けたいポイント

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ワンちゃんと共に冬キャンプを楽しむために、注意したいポイントを次にまとめました。

 

ワンちゃんが寒がっていないか

寒さに対する強さは犬種や年齢などによって違います。
以下のワンちゃんは寒いのが苦手な傾向があるため、とくに防寒対策が重要です。

寒さに弱いワンちゃんの特徴

短毛種
シングルコート
短頭種
小型犬
シニア犬

 

ワンちゃんは寒くても飼い主さんに言葉で伝えることができないため、次のサインがないか確認してください。

ワンちゃんが寒い時のサイン

震える
鼻を隠す
丸くなる
動かない
水を飲まない

 

キャンプ中はワンちゃんの様子に気を配り、早めの対策で体調不良を防ぎましょう。

 

暖房を使用する際ワンちゃんに危険が及ばないか

冬キャンプは電気ストーブや石油ストーブが欠かせないため、ストーブ類はワンちゃんから離して置き、危険が及ばないようストーブガードや網などで周囲を囲むことがポイントです。

また、テント内で石油ストーブを使用する時は必ず一酸化炭素計を用意し、一酸化炭素中毒を起こさないようにこまめに換気してください。

 

ワンちゃんの居場所があるか

冬は地面から冷えが伝わってくるため、コットやイス、マット、インナーテントを使い、ワンちゃんの居場所を設けるのがおすすめです。
寒がりのワンちゃんには、犬用ホットカーペットやブランケットを組み合わせて防寒対策をしましょう。

 

ワンちゃんと冬キャンプを楽しむために用意したいアイテム

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冬キャンプでも暖かく過ごせるよう、以下に用意したい防寒グッズをまとめました。

 

防寒着

防寒着はサイズの合った動きやすいものを選ぶと、ワンちゃんが着用を嫌がりにくくなります。

①洋服
気温に応じて着替えや重ね着ができるよう、洋服は複数枚用意するのがおすすめです。
寒さが厳しいようであれば数枚重ねて着用させ、それほど寒くないようであれば1枚着せてあげて様子を見てみましょう。

②アウター
防水・防滴加工のされているものや、保温効果の高いダウンや中綿が入ったものを選びましょう。
そうすることで雨風や冷えから愛犬を守ることができます。

③マフラー・スヌード
首からは熱が逃げやすく、耳はしもやけになりやすいです。
太い血管が通っている箇所や、防寒しずらい箇所もしっかり保温できる小物があると安心ですね。

④ブーツ
日中は晴れていても、朝晩の気温がぐっと下がる時には霜や雪の天候も考えられます。
肉球の凍傷や脚先の冷えを守るためにブーツがあると一役買いそうです。

 

暖房

ワンちゃんが使用する暖房アイテムは温度を低く設定し、低温やけどにならないように使いましょう。

①ペット用ホットカーペット
電源のあるサイトならば厚みのあるペット用ホットカーペットが重宝します。
人間用のホットカーペットをワンちゃんと共に使用する時には、ワンちゃんを優先して温度は低めに設定するのがポイントです。

②カイロ
アウターはカイロを入れられるポケット付きがおすすめです。
ただし、温度が上がりすぎることもあるため、ワンちゃんが暑く感じていないか確認しましょう。

③湯たんぽ
火を使用しない湯たんぽは、ワンちゃん用にも活躍します。
人間用よりも低い温度のお湯を入れ、毛布やブランケットで包んで使用しましょう。

 

寝る時の装備

冬キャンプでは暖かさを保つグッズを用意すると心地よく寝られます。

①シュラフ
ワンちゃんの体を覆うことができる犬用シュラフは保温性に優れ、雨が降っても体を濡らさずに使えます。

②電気毛布・ブランケット
電気毛布は床に敷いて冷え対策に使えます。
ブランケットは燃えにくい素材を選ぶと重宝します。

 

まとめ

ワンちゃんと冬キャンプする時に気を付けたいこと、防寒グッズについてお伝えしました。

燃焼系のストーブをテント内で使用する時は、一酸化炭素中毒にならないよう計測機器を備え、換気をこまめに行いましょう。

寒さ対策をしっかりとして、ワンちゃんと一緒に冬キャンプを楽しむための参考にしてくださいね。

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