知っておきたい!老犬ホームってどんなところ?

知っておきたい!老犬ホームってどんなところ?

 

人間と同様ワンちゃんもシニア犬と呼ばれる年齢に入ると、介護が必要になる場合があります。

飼い主さんがすべてサポートすることができればいいのですが、飼い主さん自身の生活もあるため難しいこともありますよね。

そんな時は、愛犬の介護が飼い主さんにとって負担になりすぎないように、老犬ホームの利用を検討してみるのもいいかもしれません。

 
老犬ホームとは、介護が必要となったシニア犬を預かり、飼い主さんのニーズに沿いながら愛犬のお世話を代行してくれる施設のことです。

今回は、この老犬ホームについてご紹介します。

 

老犬ホームのサービス内容は?

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老犬ホームとは、老犬に必要な介護やケアを行ってくれる施設の事をさします。

では、具体的にはどのようなサービスを受けられるのでしょうか。

施設によって異なりますが、ここでは代表的なサービス内容をご紹介します。

サービス内容

・散歩
・食事(必要あれば食事介助)
・排泄の介助
・オムツ交換
・寝たきりのワンちゃんの体位交換
・あそび
・リハビリやマッサージ
・歩行訓練などのトレーニング
・日々のお手入れ       など

 

老犬ホームは高齢や介護が必要なワンちゃん向けの施設のため、獣医師・動物介護士・トリマーなどの有資格者を含めたスタッフが、24時間体制でサービスを提供していることが多いようです。

 

老犬ホームの利用プラン

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老犬ホームの利用プランは施設によって異なり、長期と短期を選択できるプランもあれば短期プランのみの施設もあります。

長期とは、犬の畜犬登録名義を施設にゆずり終身預かりができるプランです。

それに対し短期とは、必要な期間を定めて施設に愛犬を預けるプランになります。

 

■長期~犬の畜犬登録名義を施設にゆずる終身預かり~

愛犬の畜犬登録の名義を老犬施設にゆずり渡し、終身預かりをお願いするプランです。

年単位で契約をするため、まとまった費用が必要になりますが、長期的に預ける予定があれば、トータルでは費用を抑えられる場合が多いようです。

 

■短期~期間を定めて預ける~

1日・1週間・1か月と期間を定めて施設に愛犬を預けます。
利用料金は利用期間によって定められているため、初期費用を抑えることができます。

 

老犬ホームを利用できる条件

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老犬ホームとはいえ介護度に違いがありますので、どのような状態でも預かってもらえるのか気になるところですね。

施設によって多少の違いはあるものの、シニア犬であれば利用制限がないところがほとんどでしょう。

老犬ホームでは、自宅では介護が難しい、以下のような症状をもつワンちゃんでも預けられるので、飼い主さんにとっては頼れる存在ですね。

症状例

・定期的な投薬が必要
・歩行困難で寝たきり
・認知症による徘徊
・夜鳴き       など

 

どんな事情で利用している人が多いの?

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ワンちゃんの寿命が延びている中、仕事や家庭環境など飼い主さん側の状況が変化することもあります。

また、高齢者がワンちゃんを飼っていることも多く、飼い主さんが元気な間は問題なくても状況が変われば一緒に暮らすことが困難になるかもしれません。

飼い主さん側の理由で、老犬ホームを利用するケースが多いのは次のような場合です。

飼い主さん側の理由例

・飼い主さんが高齢者施設に入居することになった
・愛犬の介護が必要になったが、飼い主さんも高齢のためお世話ができない
・飼い主さんの足腰が弱くなり散歩に連れていけなくなった
・夫婦で飼っていたがひとりが介護状態になり、犬のお世話ができない
・仕事を長期で休むことができない       など

 

また、シニア犬の悩みを抱えている飼い主さんが利用するケースもあります。

悩み例

・夜鳴きによる近所迷惑
・認知症状による徘徊で目が離せない
・寝たきり状態になり、排泄介助や時間ごとの体位交換が必要       など

 

もし夜鳴きがひどくなれば、飼い主さんの睡眠不足や近隣への迷惑が気になるところです。

認知症で徘徊がひどくなれば、室内を歩き回りケガをするリスクも高くなります。

また、寝たきりになれば自力での排泄ができなくなり、オムツ交換や床ずれを防ぐために時間ごとの体位変更もしてあげなければいけません。

このように、自宅での介護は24時間のお世話が必要になるため、自宅で介護することに限界を感じることが多いのです。

日中仕事に出かけるにも、介護状態の愛犬の留守番は気がかりではないでしょうか。

シニア犬の介護に悩みがある場合、老犬ホームに相談することで解決策がみつかりやすく、飼い主さんの介護疲れ・家族での長期旅行・長期の出張など事情に合わせて制度を利用することもできます。

 

シニア犬じゃなくても預かってもらえるの?

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老犬ホームによっては、シニアではない若いワンちゃんの預かりにも対応していることもあります。

飼い主さんが高齢でお世話をすることが難しくなった場合など、状況によって対応してもらえることもあるので相談してみるのはいかがでしょうか。

しかしシニア犬ではない年齢の犬は、終身飼育ではなく預かり対応している施設が多く、預かり期間が長期となれば利用料金が高額になってしまうことがあるので、事前に相談をしてみてください。

 

老犬ホームを探す基準は?

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老犬ホームは増えてきているとはいえ全国的にはまだ少ないのが現状です。

また、施設によってサービス内容や費用に違いがあります。
できるだけ費用を抑えたいところですが、価格だけで選ぶのは少し怖いですよね。

そこで、老犬ホームを探すときにチェックしておきたい項目をあげてみます。

チェック項目

・動物取扱業の登録がされている
・いつでも面会ができる
・施設の見学ができる       など

 

施設のホームページでは、以下の項目が掲載されているか必ずチェックしてください。

チェック項目

・代表者の氏名または団体の名称
・動物取扱業の種別
・登録番号
・登録年月日
・登録の有効期間の末日
・動物取扱責任者の氏名       など

 
老犬ホームを運営するためには、動物取扱業の登録が必要です。

また保管業で登録している場合はお預かりのみ、譲受飼養・終生飼養の場合は犬を譲り受けて生涯飼育することができます。

預かりと生涯飼育の両方を引き受けている老犬ホームでは、保管業及び譲受飼養・終生飼養の届け出をされているかをチェックしておいてください。

 
シニア犬を飼い主さんに代わって手厚くお世話をするための費用は、決して安価ではありません。

また老犬ホームの立地場所によっては、かなり高額な価格設定になっているホームもあります。

高い方が安心できるというわけではありませんが、あまりにも低価格でサービスを提供している施設は、低価格で提供できる理由やサービス内容をしっかりと確認する方が安心です。

 

まとめ

老犬ホームは、単に預かるだけではなく愛犬が生涯穏やかに過ごせるための場所です。

しかし利用するには費用が必要なので、飼い主さんの金銭的負担は避けられません。

 
ただシニア犬の介護には、悩みも多く精神的負担だけではなく肉体的負担もかかってきます。

介護の相談は無料で受けている施設が多いので、ひとりで悩まず少しでも負担が軽くできる方法を探ってみるようにしてくださいね。

 

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