愛犬・愛猫の旅立ちは、家族にとってとても辛いもの。しかし命あるものだからこそ、いつかはその時が来ることも考えておかねばなりません。
最近はペット専用の霊園なども身近になり、供養の仕方も人それぞれ。今回は、いつかくるその時に備え、どういった選択肢があるのかアンケートを元にご紹介します。
全国の愛犬・愛猫を亡くした経験のある人:111人を対象にアンケートを実施しました。
回答者の飼っていたペットは、「犬」が64%、「猫」が36%となっています。
まず、亡くなって最初にどこへ問い合わせをしたか尋ねると、「かかりつけの動物病院」と「インターネット検索」が最多の24.3%で並び、続いて「特にない」、「霊園」といった結果が並びました。
シニア期には動物病院にかかる子も多いため、亡くなった時もまずは動物病院へ相談した方が多いようです。また、「インターネット検索」をした方が多いという点から、ペットが亡くなりどうすれば良いか対応に迷う人が少なくないということが分かります。
続いて、ペットをどのように供養したか、具体的に尋ねたところ、「ペット霊園で火葬した」と答えた人の割合が一番多く、次いで「移動火葬車で火葬した」、「自宅の庭に埋葬した」という回答の割合が高いことが分かりました。
6割超で最多になった「ペット霊園で火葬」する方法を選んだ人の理由では、「大切な家族だから」、「人間と同じように供養したかった」、「家族の一員なのでしっかりした方法で見送りたいと思った。生前の早い段階からペット霊園と決めていた」といった声が寄せられました。
また、「今まで見送った猫たちと同じ方法だから」、「前に亡くなった時にもそうしたから」など、すでに2回目以上の利用であることを示す意見も多くなっています。ペット霊園で供養することで、満足のいくお別れができた、きちんと弔えたという実感がそうさせているのかもしれません。
ペット霊園を利用した人を対象に、どこで知ったのか尋ねた結果では、「インターネットで探した」人が66.2%と圧倒的に割合が高く、続いて、「知人や家族に聞いた」、「自治体へ問い合わせた」、「お寺へ問い合わせた」といった回答が並びました。
豊富な情報がすぐに見つかるインターネット検索を利用している人が非常に多いことが分かります。
では、数多くあるペット霊園の中から、選択をする際どうのような点を重視しているのでしょうか。
利用していない人にも利用すると仮定して考えてもらうと、1位は「料金」の55.0%で、2位が「霊園の場所が近いところ」の48.6%、3位に「サービス(プラン)内容」の42.3%となりました。
また愛犬・愛猫が亡くなった際に最も知りたい情報は何か尋ねたところ、「料金」が最多の37.8%、次いで「サービス(プラン)内容」の20.7%、3位は「ペット霊園で行う一連の流れ」の18.9%でした。以下「必要な届出等の内容」の9.9%、「分からない」4.5%などとなっています。
いずれにおいても、まず料金は確認しておきたい点であり、加えて納得のいくサービス内容か、今後の供養のしやすさもあわせて気になるという人が多いようです。
最後に、供養方法についてペットが元気なうちに決めていたかどうか尋ねたところ、「決めていた」人は56.8%、「決めていなかった」人が43.2%という結果でした。
この結果を見ると、半数以上の方が、ペットが亡くなる前から供養方法を決めていたということが分かります。
しっかりと準備をしている飼い主さんも多いようですね。
ペットとのお別れは、とてもつらいものです。
しかし、いつその時が来ても慌てることのないよう、自分たちに一番適したお別れの方法を考えておくことはとても大切なことです。
急な判断を迫られても、後悔をする結果にならないよう、愛するペットと生活をする中で少しでも意識できると良いですね。
(画像はプレスリリースより)
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