あなたは何を重視する?キャットフードの意識調査レポートが発表【ニュース】

あなたは何を重視する?キャットフードの意識調査レポートが発表【ニュース】

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食事は人間だけではなくネコちゃんにとっても、毎日の健康を支える大切なもの。近年はただ食事を与えるだけでなく、飼い主さんとのコミュニケーションのひとつとしても重要になっていますよね。

フードのバリエーションも豊富になり、選択肢が増えたことは歓迎すべきことですが、一方でどう選べばいいのか、我が家の愛猫に最適なものはどれか、迷っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、今どんなフードが選ばれているのか、何が重視されているのか、詳しく調査された最新の調査結果をご紹介します。

 

ドライフードはまず定番、与え方ではミックスが主流

紹介する調査は、2020年11月6日~11月12日の期間に調査を行った企業の会員となっている全国20代~60代の男女を対象に、ネットリサーチ方式で行われたものです。有効回答を寄せたのは457人でした。

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まず、普段愛猫にあげているフードのタイプを複数回答可で選んでもらうと、「ドライフード(総合栄養食)」が最多の85.3%(390人)で、2位が「おやつ・スナック」の51.9%(237人)、3位に「ウェットフード(パウチ・レトルト・プラスチックカップ)」の48.2%(220人)となっていました。

ドライフード(特別療法食)を与えているという人も26.7%(100人)にみられました。

また「ドライフードのみ」と回答した飼い主さんは191人、「ドライフード+ウェットフード」と回答した飼い主さんは253人と「ミックスフィーディング」派が多い結果となりました。

このことから、フードは1種類のみというわけではなく、時に応じて「おやつ・スナック」を与えたり、「ウェットフード」を利用している人が多く、冬場に水分が不足しがちな子や、ドライフードだけでは食が進みにくい子にとって、活用されている様です。

 

選定時はやっぱり安全性・信頼性重視

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さまざまあるフードの選定・購入時に重視しているポイントを複数回答可で答えてもらうと、「安全性が高い、または高そう」が最多の54.5%(249人)、次いで「原材料が明確であること」の47.3%(216人)、「信頼できるブランドであること」の40.7%(186人)となりました。

愛猫が日々口にするものは、心身の健康を左右し身体をつくる基礎となるものです。

安全性や信頼性を重視し、確かな原材料が用いられたものを選びたいと考える飼い主さんが非常に多いことがわかります。

「容量が小さく鮮度を保てること」や、実際に「サンプルで試して愛猫がよく食べたこと」を重視しているという意見もみられました。毎日のことであるだけに「価格が安いこと」も大切と考えられますが、こちらは12.5%(57人)で、全体13位とあまり上位にはなっていません。

 

1ヶ月にかかる費用と購入ルートは?

では、フードに1カ月あたりどのくらい費用をかけているのでしょうか。

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1匹分で回答してもらうと、「2,000円~3,000円未満」が27.4%で最も多く、次いで「3,000円~4,000円未満」が22.8%、「4,000円~5,000円未満」13.1%となり、3,000円前後が最大のボリュームゾーン、およそ半数の人が2,000円~4,000円を食費としていることが分かりました。

少数ですが、中には「10,000円以上」をかけている人も4.2%にみられています。

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フードの購入手段では、「ネットショップ」が56.5%と最多を占めていました。

まとまった重さがあるものであるため、自宅に直接届けてもらえるネットショップの利便性が支持されています。定期便サービスを賢く利用したり、ネットショップでしか買えない銘柄だからと、こだわりゆえに利用したりしているという意見もみられました。

以下、2位は「量販店」の27.4%、3位が「動物病院」の7.7%、4位に「ペットショップ」の7.2%となっています。有名・大手メーカーのものであれば、ホームセンターやスーパー、ドラッグストアなどの「量販店」でも手軽に購入できますが、特別療法食などとなると「動物病院」や「ペットショップ」を頼らねばならないでしょう。

購入場所や手段は、選ぶべきとみるフードによって変わってくると考えられます。

お悩みポイントと与え方については?

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続いて、フード選びにおける困り事について尋ねたところ、「価格が高い」が最多の35.7%(163人)でした。選定時にはさほど重視されていなかった「価格」ですが、困る点としてはトップになっており、良いものであれば価格が高いと感じても購入する、その結果、毎日のことなのでやや悩み事にはなると感じる飼い主さんが多いとみられます。

2位は「食べない、またはすぐ食べなくなる」と「多頭飼いだが、猫によってフードの好みが異なる」が同率で24.1%(110人)となっています。気ままに好みが変化したり、それぞれに個性があったりと、愛猫家なら思わずうなずいてしまう悩みかもしれませんね。

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最後に、フードの与え方について尋ねたところ、「決まった時間に決まった量を与えている」人が67.8%で最多でした。「置き餌にしている」飼い主さんは、全体の約4分の1にあたる25.3%、「自動給餌器を使用している」飼い主さんは7.0%です。

規則正しく、健康的な生活が送れるよう、配慮されている人が多いのかもしれません。

 

まとめ

フードの考え方や好みは、愛猫と飼い主さん、家庭のあり方によってさまざま。しかしその中でも、やはり少しでも良いものを、気に入るものをあげたいという確かな愛情が感じられる調査結果となりました。

皆さんの愛猫はどの種類のご飯がお気に入りですか?

毎日欠かせない大切なご飯だからこそ、愛猫にあった最善のものを与えたいですよね。
ご飯に悩まれている方は、この結果を参考にしてみてはいかがでしょうか。

(画像はプレスリリースより)

 

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