ペットを飼う人が減っている一方で、ペット市場は年々拡大していることをご存じでしょうか?
その背景にはペットを家族の一員と考え方が拡大し、ペットにかける費用が増加していることが挙げられます。
今回は主婦を中心に全国の男女1,000人を対象に実施された「ペットについて」の調査を紹介します。
調査結果から、ペットを飼っている割合の低さなど、動物好きからはやや意外な結果が明らかになりました。
まず最初に「ペットを飼っていますか」という質問をしたところ、飼っている人は全体の28.5%にとどまりました。
ペットと暮らしていると実生活やSNSで同じようにペットを飼っている人との交流が増えやすいため、意外な結果に驚くかもしれませんが、じつはペット飼育者は少数派なのです。
続いて飼っているペットの種類を調べたところ、1位は「猫」で111人、2位は「犬」で96人となり、3位以下に大きく差をつけました。
ペットを飼育していると回答した人の6割が犬猫と暮らしている程、圧倒的な人気を誇っていることがうかがえます。
犬猫以外では金魚やメダカ、熱帯魚などの観賞魚が人気です。
次に飼育しているペットの頭数について尋ねました。
「飼っていない」が71.3%でダントツのトップですが、次いで
「1匹」が14.0%、「2匹」が6.0%、「10匹以上が」が2.8%という結果に。
多頭飼育はあまり多くはないことが分かりますね。
最後に「これから飼いたいペット」を尋ねた結果について見ていきましょう。
1位は「犬」が19.6%、2位には「猫」が17.6%と、こちらも犬猫が多くの人気を集めました。
動物や昆虫が持つかわいらしさや生態の奥深さに興味を持つ人もいる一方、約半数に当たる48.5%が「飼いたくない」と回答しているのも注目すべき点です。
飼わない理由としては「夫が動物が苦手」「マンションが動物飼育禁止」といった自身の意志以外の問題を挙げる意見が目立ちました。
今回の調査で、ペットを飼っている人は少数派であること、ネコちゃんとワンちゃんが根強い人気を誇ることなどが明らかになりました。
ペットを家族の一員として迎え入れることは、癒しや喜びをもたらしてくれる一方で、責任や負担を伴います。新しい命あるペットを迎えるかどうかは、慎重に考える必要があるでしょう。
それぞれのライフスタイルや住まいの状況などに合わせて総合的に検討し、家族ともしっかりと話し合うことが大切です。
参考リンク
株式会社ナビット(データ活用なう)
この記事はいかがでしたか?みんなにシェアしていただけると嬉しいです♪
ブッチ・ジャパンによる愛犬・愛猫との毎日を応援するペットのためのコラムページ『PECOLA(ペコラ)』。犬・猫に関する豆知識や、ペットの健康・しつけなどのお悩みに関する情報をご紹介します。