ワンちゃんやネコちゃんは大切な家族の一員として、またパートナーとして、愛しい存在ですよね。
一緒に生活する家族だからこそ、守ってもらわなければいけないこともあります。
とくに日々の問題として大きいのはトイレ関係ではないでしょうか。
そこで今回はトイレのしつけに関する最新のアンケート結果を紹介します。
愛犬愛猫のトイレに関し、どんな悩みがあったか具体的に尋ねたところ、最も多かったのは「トイレの位置からはみ出してしまう」の51%でした。
2位は「決められた場所でトイレができない」の37%、3位に「部屋中に粗相やマーキングをする」の36%という結果に。
しつけが徹底できるまではトイレでうまくできない、また、ある程度しつけが完了していてもトイレの場所から少しはみ出してしまうといった失敗も見られるようです。
続いて、愛犬愛猫のトイレトレーニングについて尋ねると、「取り組んでいない」人も19%にみられましたが、取り組んで改善されたとする人は45%にのぼりました。
残念ながら改善効果を実感できなかった人も36%となりましたが、最初は失敗しても繰り返すうちに改善されていくケースが多いと考えられます。
トレーニングを始めた年齢については、「生後3~6カ月未満」が36%で最多、次いで「生後3カ月未満」の27%、「生後6カ月~1歳未満」で18%でした。
8割以上の飼い主さんが1歳未満でトイレトレーニングを始めており、早めの習慣づけが意識されていると分かります。
トイレトレーニングに要した期間を具体的に尋ねた結果では、「1~3カ月未満」が40%で最多、次いで「3~6カ月未満」の27%、「1カ月未満」が19%、「6カ月以上」は14%でした。
犬か猫か、また、その子の性格などによってもかなり違いが出るものの、半年ほどかければ、およそ改善されてくるものとみられます。
実施したトイレトレーニングで最も効果的だった方法を尋ねたところ、「成功したらほめる」が44%で最も多くなりました。
厳しく教え込むより、ほめてのばす、上手くできたらしっかりほめてあげることが有効といえそうです。
2位は「タイミングを見てトイレに連れて行く」の25%、3位が「ペットが落ち着ける場所にトイレを移す」の18%でした。
以下「失敗した場所に臭いを残さない」の8%、「シートを変える」の5%などとなっています。
飼い主さんが誘導してあげたり、気に入る場所・落ち着ける場所を選ぶように工夫してあげたりするといったサポートも有効のようです。
出所元:「ペット保険『PS保険調べ』」
愛犬愛猫と日々一緒に暮らしていく者として、トイレのやり方は早めに教え、きちんとできるようにしておきたいものです。
人もそうですが、誰でも最初からうまくできるわけではありません。
どうしても失敗してしまう場合でも、しっかりサポートしてあげながら、うまくできた時には十分にほめ、根気強く継続的にトレーニングしていくことが大切でしょう。
互いに気持ちよく暮らしていけるよう、必要最小限のしつけとして、愛情をもち、じっくり取り組んであげたいですね。
参考リンク
PRTIMES
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