みなさんは愛犬の定期的な健康診断を受けていますか?
かけがえのない大切な存在だからこそ、長く健康で元気に過ごして欲しいですよね。
ワンちゃんは体調に異変を感じていても、それを言葉にすることは出来ません。
また私たちが注意深く気にかけていたとしても、病気や不調を隠してしまう子もいます。
そのため知らずのうちに病気やケガが進行し悪化してしまうこともあり得ます。
こうした事態を防ぐのに有効なのが、動物病院での健康診断ですが、どれくらいの割合で利用されているのでしょうか。
今回は犬と暮らしている512名の飼い主さんを対象に行われたアンケート結果をご紹介します。
まず、愛犬のかかりつけ動物病院があるかどうか尋ねたところ「ある」が86%で、「ない」の14%を大きく上回りました。
続いて初めて健康診断を受けた年齢を尋ねると、「0歳」が最多で全体の40%(204人)、「1~2歳」は30%(154人)、「3~4歳」が14%(72人)でした。
7割の飼い主さんが2歳以下のパピーの頃から、健康診断を受けさせていることが分かります。
一方で「受けたことがない」とした人も13%(67人)となりました。
健康診断を受けたことがない理由では、「今まで病気をしたことがなく元気だから」が48%(32人)で最も多く、次いで「健康診断の受診料が高いから」の33%(22人)となっていました。
元気そうに見えても、隠れた病気がゆっくり進行している事例もあり、人間と同じく健診の重要性は変わりません。
費用面の問題もありますが、健康と安心には代えられないとも考えられるのではないでしょうか。
続いて健康診断を受けたことがある飼い主さんに、その受診頻度を尋ねました。
すると「1年に1回」が最多で全体の58%、次いで「1年に2回以上」の33%になっています。
少なくとも年1回は受診する人が91%を占め、定期的に受診する習慣がついていることが分かりました。
以下「2~3年に1回」が7%、「4年以上受けていない」は3%にとどまっています。
愛犬が受けた健康診断の内容を複数回答可で尋ねた結果では、「問診・触診」が78%で最多、次いで「血液検査」の59%、3位は「尿・便検査」の38%でした。
「レントゲン検査」が21%、「超音波検査」も13%で続いています。
ワンちゃんの健康診断といっても、さまざまな種類の検査がなされていることが判明しました。
最後に、こうした健康診断で病気やケガの早期発見につながったかどうかを尋ねたところ、「はい」が45%となりました。
半数弱で早期発見につながった経験があるという結果は、かなり多いと感じられるのではないでしょうか。
出典元:「ペット保険『PS保険調べ』」
今回はワンちゃんの健康診断についての調査結果をご紹介しました。
一番は病気やケガがないことです。
また健康診断を受けて何もなかった必要なかったかも、と思えることが理想ですよね。
しかし、実際に病気などの早期発見につながっている事例も多く、万が一を考え、大切な愛犬の健康を守るためにも、定期的な健康診断を受けることが望ましいといえるでしょう。
ぜひうまく検査を活用し、適切な健康管理を行ってあげてください。
参考リンク
PRTIMES
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