3年連続1位は〇〇!2022年度の人気犬種・猫種ランキング【ニュース】

3年連続1位は〇〇!2022年度の人気犬種・猫種ランキング【ニュース】

Cat and dog together on floor indoors. Fluffy friends

 
それぞれ個性を持ったたくさんの種類がいるワンちゃん、ネコちゃんたち。
飼い主さんにとっては「わが子が一番!」であるのはもちろんですが、どんな子に人気が集まっているのか、その傾向も気になるところでしょう。

そこで今回はアイペット損害保険によりまとめられた、2022年「人気飼育犬種・猫種ランキング」の最新調査結果を紹介します。

 

「ミックス」犬が3年連続の1位

スクリーンショット 2023-03-12 114753
 
対象ワンちゃんの犬種を調査した結果、トップは「ミックス(犬A・犬I)」の23.2%でした。
(アイペットの分類表示により「犬A」とは12kg未満の小型犬ミックスで、「犬I」は16kg以下の小型犬ミックスを指します)

小型のミックス犬人気は根強く、今回で3年連続の1位になりました。

続く2位は、独特のカール被毛が可愛い「トイ・プードル」で、20.2%でした。
「トイ・プードル」も昨年に続く2位を維持、強さを見せています。

3位は世界一小さな犬種としても知られ、うるんだ丸い瞳と丸い額が人気の「チワワ」で、11.0%でした。
1位、2位からは差をつけられていますが、チワワも昨年の順位をキープし、引き続き底堅い人気を発揮、トップ3にランクインしました。

4位は「柴犬」の8.2%、5位が「ミニチュア・ダックスフンド」の5.1%、6位に「ポメラニアン」の4.9%、7位は「ミニチュア・シュナウザー」の2.6%でした。

以下、8位は「フレンチ・ブルドッグ」の2.5%、9位に「ヨークシャー・テリア」の1.9%、10位には「シー・ズー」の1.7%が入っています。

昨年順位との比較では、「ミニチュア・ダックスフンド」と「ミニチュア・シュナウザー」が、それぞれ1つ順位を上げ、1つ下の「ポメラニアン」、「フレンチ・ブルドッグ」と入れ替わる結果になりましたが、それ以外に変動はなく、安定したトレンド推移となっているようです。
とくにこのトップ10の顔ぶれは、2017年の調査開始以来変化していないとされ、人気の安定した強さがうかがわれます。
小型犬種が多くを占めており、都心部やマンションなどでも比較的一緒に生活しやすいワンちゃんが選ばれやすいという背景もあるでしょう。

 

ネコちゃんは「ミックス」が圧勝

スクリーンショット 2023-03-12 115304
 
続いてネコちゃんを見てみると、1位に輝いたのはやはり「ミックス」で34.1%にのぼっています。

ここでの「ミックス」は純血種同士を組み合わせているネコちゃんや、日本猫、雑種のネコちゃんを含んだもので、2位以下を大きく引き離し、圧倒的トップとなりました。

ランキング首位の獲得は6年連続でもあり、まさに圧勝という様相です。
ネコちゃんの場合、ペットショップでお迎えするほか保護猫の譲渡で家族になるなど、入手経路がより多様であることも「ミックス」が上位に来やすい状況を作っているものと考えられています。

2位には、丸い目に丸い顔、垂れた耳がキュートな「スコティッシュ・フォールド」が11.5%でランクイン。
昨年も2位であり、引き続き安定した人気があります。

3位は比較的新しい猫種で、短い足が特徴の「マンチカン」で9.4%という結果に。
こちらも昨年の順位をキープし、トップ3は同じ顔ぶれになっています。

続く4位には“ぬいぐるみ人形”を意味する名前の通り、人なつこい性格とミディアムロングの被毛が可愛らしく美しい、「ラグドール」が4.8%でランクインしました。
昨年は8位であったため、順位を4つ上げる大幅ランクアップです。

5位は「サイベリアン」と「アメリカン・ショートヘア」の4.7%、7位に「ミヌエット」の4.6%、8位は「ブリティッシュ・ショートヘア」で4.1%、9位「ノルウェージャン・フォレスト・キャット」の3.8%、10位が「ラガマフィン」の3.1%でした。

「ミヌエット」は昨年9位から7位にアップし、人気と注目度を高めています。

 

大型犬では王道のレトリバーが今年も人気

スクリーンショット 2023-03-12 120142
 
ワンちゃんのランキングで、惜しくもトップ10入りはならなかった11位~30位を見ていくと、「カニーンヘン・ダックスフンド」や「マルチーズ」、「パグ」が続き、全体でもトップ10同様、小型犬種が多くランクインしていました。

大型犬種では、14位の「ゴールデン・レトリーバー」がトップ、次は17位の「ラブラドール・レトリーバー」で、知名度、人気度ともに長く安定して高い王道の2種が好位置をキープ。
この2種は盲導犬などの補助犬としても活躍しており、人間と親密なパートナー関係を築きやすいワンちゃんとしての印象も濃いことから、上位ランクインを続けているのかもしれません。

11位~30位で順位の上昇が目立つのは、17位の「ミニチュア・ピンシャー」、19位の「ペキニーズ」、30位の「アメリカン・コッカー・スパニエル」といったワンちゃんたちでした。

中でも「アメリカン・コッカー・スパニエル」は、昨年の36位から順位を6つ上げて、トップ30入りを果たしています。

 

ネコちゃんは長毛種が人気

スクリーンショット 2023-03-12 122303

ネコちゃんの11位~30位を見ていくと、長毛種のネコちゃんが多くランクインしていました。

短毛・長毛のどちらもいる種類のネコちゃんも含めると、全体の約6割が長毛種になっています。

11位は昨年10位だった「ベンガル」、12位は「ペルシャ」、以下「ロシアン・ブルー」、「メイン・クーン」、「エキゾチック・ショートヘア」などが続きました。

昨年に比べ大きく順位を上げたのは、20位の「エキゾチック」、同じく20位の「ジェネッタ」、25位の「セルカーク・レックス」といったネコちゃんたちです。

「エキゾチック」は、丸みのある頭と低めの小さい鼻が特徴で、人なつこい性格のネコちゃんとして知られます。

「ジェネッタ」は2006年に米国で生まれた新しい猫種で、胴が長めで足が短い傾向があり、ミニチュア・ダックスフンドにも似た雰囲気があります。

短い足の「マンチカン」も人気で3位に入っているので、こうしたちょこちょこ歩く姿の可愛い、新しい品種のネコちゃんが知られるにつれて支持されるようになってきているのかもしれませんね。

「セルカーク・レックス」は、比較的大きくしっかりとした体格のネコちゃんで、巻き毛が特徴的です。

性格の穏やかさなども特筆されることが多いため、個性的な雰囲気と落ち着いた性格から、人気になってきているとも考えられました。

 

まとめ

どの子もそれぞれに個性があり種類による特徴はあれど、甲乙つけがたい可愛さが光りますね。

私たち人間のライフスタイルによっても、支持される犬種・猫種は変化していきますが、人気にかかわらず、生まれた命、出会えた命を愛してあげたいものです。

さまざまな子のことを知りながら、その多様性、多彩さを理解し、もっともっとワンちゃん・ネコちゃんのことが好きになれたら素敵ですね。

 

 

この記事が気に入ったら
いいね !しよう

この記事はいかがでしたか?みんなにシェアしていただけると嬉しいです♪

ブッチ・ジャパンによる愛犬・愛猫との毎日を応援するペットのためのコラムページ『PECOLA(ペコラ)』。犬・猫に関する豆知識や、ペットの健康・しつけなどのお悩みに関する情報をご紹介します。

上へ戻る