犬にオススメの肉の種類と特徴

愛犬はどれが好み?お肉の種類と特徴をご紹介


 
ワンちゃんが大好きなものといえば、お肉!

日々のごはんやオヤツとして食べさせている方も多いのではないでしょうか?

最近ではワンちゃん向けにも、様々な種類のお肉が販売されていますよね。

でも、選択肢が多いからこそ悩んでしまいます。

「愛犬にはどんなお肉をあげたらいいの?」
「お肉の種類によって栄養・効果が異なるの?」

そんなお悩みを持つ飼い主さんの疑問にお答えすべく、ワンちゃんに与えたいお肉の種類や特徴についてご紹介していきます。

 

ワンちゃんに与えられるお肉の種類は?


 
ワンちゃんに食べさせても問題のないお肉は次のとおりです。

・鶏肉
・豚肉
・牛肉
・羊肉
・馬肉 など

 
お肉は加熱処理が必要なものがほとんど。

愛犬にお肉を与えるときは新鮮なものを選び、調理方法をしっかり確認してからにしましょう。

では、各お肉の種類ごとにその特徴と注意点をご紹介していきます。

 

■鶏肉


 
鶏肉は他のお肉に比べ、低カロリー・低脂肪・高タンパク。

皮膚や粘膜の健康維持に欠かせないビタミンAも豊富に含まれていることから、ドッグフードの原材料として使用されることの多いお肉です。

食べてもOKな部位

ささみ
レバー
砂肝
手羽先
手羽元
むね
鶏皮
もも など

 

消化しやすく、柔らかくて食べやすいささみや胸肉は、ワンちゃんに特にオススメの部位。

 

注意点

・必ず加熱する

加熱をしていない状態では、細菌により食中毒を引き起こす可能性があります。
たとえ新鮮なものであっても、加熱処理を行ってから与えることをおすすめします。

・カロリーに気をつける

鶏肉は基本的には低カロリーなお肉ですが、 部位によってはカロリーが高いものも。
特に鶏皮はカロリーがささみの約5倍にもなるため、与えすぎには注意が必要です。

 

■豚肉

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豚肉はほかのお肉に比べてビタミンB1を多く含んでおり、糖質をエネルギーに変換する働きから、「疲労回復ビタミン」とも呼ばれています。

また、リン、カリウム、亜鉛などのミネラルも豊富に含んでいるので、歯や骨の形成や高血圧の予防などの効果が期待できます。

食べてもOKな部位

肩ロース
ロース
ヒレ
もも
バラ など

 

 

注意点

・必ず加熱する

豚肉にはサルモネラ菌や大腸菌などが付着している可能性があるため、必ず加熱処理を行いましょう。

・脂身はできるだけ取る

豚肉は部位によって多くの脂身があり、カロリーにも大きく差が生じます。
脂身が多いバラ肉などは、なるべく脂身を取ってから与えるようにしましょう。

 

■牛肉

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牛肉にはたくさんのアミノ酸がバランスよく配合されており、良質なタンパク源となります。
さらに、カルニチンを多く含んでいるため脂肪燃焼を促進する効果も期待できます。

また、ビタミンB6やビタミンB12を多く含み、皮膚の健康維持や神経の健康維持に役立ちます。

食べてもOKな部位

ロース
ヒレ
もも
バラ など

 

脂身が少なくタンパク質が豊富なヒレやももは、とくにワンちゃんにオススメできる部位です。

 

注意点

・脂身はできるだけ取る

牛肉のバラは多くの脂身があり、他のお肉に比べカロリーも高めです。
食べすぎてしまうと肥満につながることもあるため、なるべく切り取ったほうが良いでしょう。

・味付けされたお肉に注意

スーパーなどで売られている牛肉には味付けされていることが多いです。
砂糖や塩、玉ねぎ等が味付けされている場合がありますので、そのようなお肉は避けてくださいね。

 

■羊肉

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羊肉は必須アミノ酸を多く含んでいるため、健康な体を作るのに役立つタンパク源です。
さらに、不飽和脂肪酸を多く含んでいるため、 血液関係の健康維持や悪玉コレステロールの低下などが期待できます。

 

注意点

羊肉はワンちゃんに生で食べさせても問題ないという意見もありますが、食中毒の危険もゼロではありません。
万が一のことを考え、加熱処理されたお肉を与えるのがよいでしょう。

 

■馬肉

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馬肉は、高タンパク、低脂肪、低カロリーなお肉です。

消化吸収もスムーズなので、ダイエット中のワンちゃんにピッタリ!

また、鉄分がたっぷりなので、貧血予防にもおすすめです。

馬は体温が高いため、寄生虫が少ないといわれています。そのため、新鮮なものであれば生肉の状態で食べることのできるお肉です。

お店では生食用と加熱用とが販売されているので、生のまま与えたい場合には、必ず「生食用」と記載のあるものを選んでください。

 

注意点

生肉で与えてもよいとされる馬肉ですが、もちろん絶対に安全であるというわけではありません。
主に犬や馬に寄生するザルコシスティス・フェアリーという寄生虫に感染する可能性があります。
ザルコシスティス・フェアリーは、次のような冷凍処理をすることで死滅するとされています。

中心温度 冷凍時間
−20度 48時間以上
−30度 36時間以上
−40度 18時間以上
液体窒素に浸した状態 1時間以上

 

一般的に家庭用冷凍庫の温度はー18℃から-20℃に設定されています。
ご家庭なら48時間以上冷凍の処理が可能ですね!

 

まとめ

今回はワンちゃんに与えたいお肉の種類や特徴についてご紹介しました。

美味しいお肉は、ワンちゃんたちも大喜び!

栄養満点なお肉を与えることは、飼い主さんにとっても嬉しい事なのではないでしょうか。

愛犬の健康状態に合わせたお肉選びを行い、適切な調理方法で、ワンちゃんたちの食事・おやつをより豊かにしてあげましょう♪

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