ワンちゃんに有害な種類とは?虫を食べてしまった際の対処法

ワンちゃんに有害な種類とは?虫を食べてしまった際の対処法

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暖かくなるとさまざまな虫を目にするようになります。

ワンちゃんが虫を見つけると、ちょっかいを出したり、捕まえようとすることがありますよね。
中にはパクっと食べてしまうなんてことも。
そんな愛犬の行動で困ったことがあるという飼い主さんもいるかもしれません。

そこで今回は、ワンちゃんが虫を食べようとする理由や、食べても問題がないのか、虫に対する注意点や食べてしまった時の対処法などを紹介します。

 

どうして虫を食べようとするの?

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愛犬が虫を食べていたり、食べようとする姿を見て驚く飼い主さんもいるかもしれませんが、これは本能によるものです。
ワンちゃんたちは本来、野生で狩りをして食べ物を得る生活をする動物でした。
小さな虫にもタンパク質などの栄養があるため、本能的な欲求から虫を追いかけたり食べてしまったりするのです。

また、普段からちゃんと食事を摂っているにもかかわらず虫を食べようとしてしまうのは、食物として捉えて食べようとするのではなく、狩猟本能が動く虫を獲物であると感じさせ咄嗟に口に入れてしまうからとも言われています。

 

注意したい点

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基本的に、ワンちゃんは虫を食べても胃で消化してしまうので問題はないのですが、見ていて気持ちの良いものではないですし、食べる際に刺されたり、体内に入ると害を及ぼしたりする場合もあります。

食べないように対策を講じる、または注意するべき事柄もありますので、チェックしておきましょう。

 

虫を寄せ付けない環境をつくる

室内においてはまず虫が入ってこないように戸締りをしっかりする、窓を開ける際は必ず網戸にする、生ゴミなどを放置しないなど家の中を清潔な状態を保つようにしましょう。

また、屋外には蜂やアブなど危険な虫も多くいます。
愛犬を庭に出す時には、ペット用の蚊取り線香や虫よけスプレーなどの活用も有効です。
お散歩時にも虫よけスプレーなどを使用し、虫の多い草むらなどは避けて愛犬から目を離さないようにしましょう。

 

殺虫剤は使用しない

殺虫剤には、ワンちゃんにとって命に危険を及ぼす成分が含まれています。

害虫駆除のための殺虫剤は使用せず、ハッカ油などの天然成分のみで虫を寄せ付けない忌避剤も市販されているので、そのようなものを利用しましょう。

 

とくに注意するべき虫の種類

ワンちゃんの健康に被害を及ぼす危険性のある虫にはとくに注意をし、見つけたらすぐにその場から離れる、または虫を排除しなくてはなりません。

家の中で見つけた場合、愛犬のためには殺虫剤を使用しない方が良いので、窓を開けて追い出したり、普段から虫取り網などで捕まえて家の外に出したりなどしましょう。

食べると危険な虫の種類

・ヒアリ:危険外来生物で猛毒を持ち食べる過程で刺されるとアナフィラキシーショック、または命を脅かす危険性がある
・ゴキブリ:ピレスリン、ピレスロイド含有の殺虫剤が付着している場合には嘔吐、食欲低下などの中毒症状を起こしたり、駆除薬のホウ酸が付着・摂取したゴキブリを食べただけでも死に至ったりすることがある
・蜂:食べる過程で刺されるとアナフィラキシーショックを起こして命を脅かす危険性がある
・毛虫:蛾の幼虫の毛には毒針毛や毒棘があり、皮膚炎や嘔吐などを起こすことがある
・アブ:刃物のような鋭い口で口腔を切り裂いて吸血する危険性がある
・ムカデ:毒を持ちアナフィラキシーショック症状を起こす場合がある

 

 

虫を食べてしまった時の対処法

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もしも愛犬が虫を口に含んでしまった場合、可能であればすぐに口から出させるようにしましょう。
ですが、威嚇したり噛んだりしてくるようであれば無理に取らず、おやつを見せるなどして気をそらして口から出させる方法を試してみてください。

すでに飲み込んでしまった場合、先ほど挙げたような危険な虫であればすぐに動物病院を受診してください。

しかしそれ以外の害の少ない虫であればあまり心配をしなくても大丈夫です。
ハエなどのサルモネラ菌、大腸菌などのウイルスを持っているような虫でも、ワンちゃんの胃の消化液はとても強力なのであまり心配する必要はないと言われています。

どんな虫を食べたか分からない場合はしばらく様子を見て、吐いたり下痢をしたりするなど、少しでも体調に変化があればすぐに動物病院に連れて行きましょう。

 

まとめ

ワンちゃんは蝶やトンボなど、飛んでいる虫を追いかけるのも大好きですよね。

その姿はとても可愛いですが、夢中になって怪我をしたり、危険な虫に刺されたり、食べてしまったりしないように注意して、愛犬の健康を守ってあげてくださいね。

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