狂犬病の予防注射(ワクチン)は年に1回、打ちましょう!

狂犬病の予防注射は年に1回、打ちましょう! ~強化月間キャンペーン実施中!~

新年度がはじまり、カチカチの制服やリクルートスーツに身を包んだ初々しい新入生や新入社員を見かける機会が増えるこの時期。

愛犬のワクチンや健康診断のお知らせハガキが、机のうえで埋もれてしまっていませんか?

なかでも忘れてはならないのが、『狂犬病予防注射のご案内』!

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こんなハガキがお手元に届いてはいませんか?

週末に行こうと思ってついつい忘れてしまっていたなんて方も多いと思います。

そこでブッチでは、人とわんちゃんが安心して生活できる社会をめざし、狂犬病予防注射の強化月間にあわせて、啓蒙キャンペーンを実施!

気になる方は、この記事を最後まで読んで、ぜひ詳細をチェックしてみてください!

狂犬病予防注射は飼い主の義務!

狂犬病は、犬だけでなく人にも感染します。
さらに、人も犬も発症したらほぼ死に至るこわい病気なんです。

そのため、わんちゃんと暮らしている飼い主さんには、1年に1回、狂犬病予防注射の受診を行う義務が『狂犬病予防法』という法律によって定められています。

わんちゃんを飼う以上、狂犬病の予防注射は必ずしなければいけない!というところまでは知っている飼い主さんは多いですが、
「法律で決まっているなんて知らなかった」
「一度受けたら大丈夫だと思っていた」
というお声を耳にすることも。

知らないことで法律を違反しかねないなんてことになっては大変です!

とくに最近の日本では狂犬病の発症者がほとんどでなくなったこともあってか、少しずつですが接種率が下がってしまっているんです。

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※厚生労働省ホームページより一部抜粋
※1 登録頭数:狂犬病予防法第4条第2項の規定により、年度末現在において、原簿に登録されている頭数
※2 予防注射頭数:狂犬病予防法第5条第2項の規定により、市町村長が、年度中に交付した予防注射済票の数
※3 注射率:予防注射頭数を登録頭数で割った場合の割合
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/01.html link

 
このことを危惧した厚生労働省は、4・5・6月を強化月間として、狂犬病予防注射の啓蒙活動を毎年行っています。

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※厚生労働省ホームページより
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/pdf/rabies_vaccination_poster_2017.pdf link

春先に強化月間をもうけることで、パピーをお迎えしたご家庭にも積極的に予防注射を啓蒙してくれるのは、とても助かりますよね!

しかも年に1回の予防注射をこの時期に必ず受けるようにすれば、思わぬ接種忘れの防止にもつながります。

そこで、わんちゃんの健康を食事から支えるペットフード会社としてできることを探して、ご縁のあった動物病院の方にご相談し、あるキャンペーンを行うことになりました!

ブッチにできること ~予防接種でブッチをゲット!?

狂犬病予防注射の接種率が少しでも上がるよう、ブッチをお取り扱いいただいている動物病院様にご協力いただいたこの企画。

“狂犬病予防注射月間”中の4月2日~4月15日のあいだ、予防注射を受診された方を対象に、ブッチ商品をプレゼントさせていただくキャンペーン活動を実施しました!

今回ご協力いただいたのは、こちらの2病院。
このたびはご協力、ありがとうございます!

京都府「京都ペット病院」さま

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アットホームなあたたかい雰囲気の院内には、多くの患者さんが連日いらっしゃっていて、地域の飼い主さんからの厚い信頼がうかがえます。
人とペットのよりよい関係のため、親身になって話を聞いてくださるすてきな病院です。

 

神奈川県「Animal Therapy House センター南動物病院」さま

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動物病院のほか、ペットサロン・ペットホテルなども併設しており、飼い主さんとペットがより安心して暮らせるよう、トータルサポートしてくれる施設となっています。
また、「アニマルハートレスキュー」という動物保護の活動も行っており、保健所から引き取った保護犬が新しい飼い主さんと出会うための活動も勢力的に行っていす。

 

予防注射にきた子たちの頑張っている姿をご紹介!

まずは健康状態を確認。
問題なければ、ワクチンの準備です。

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ドキドキ緊張の注射タイム!

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注射を頑張ったウォッカちゃんに、ブッチで一番人気のブラックレーベルのプレゼントです♪

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お家でご褒美としてたくさん食べてね~(*^_^*)

 

ウォッカちゃん以外にも、注射を頑張った子をご紹介します♪

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ビッケくん/2歳半
今日はお父さんと一緒に病院にきて、注射頑張りました!
はじめてのブッチ、お家で食べてみてね(^^)/

 

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ピノちゃん/7歳
お父さんお母さんとお兄ちゃんと一緒にきた、ピノちゃん。
怖がりさんだけど、注射が終わったあとはルンルンでした♪

 

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大福(だいふく)ちゃん/4歳
怖がらずに予防注射を受けられました!
お母さんとお姉ちゃんと一緒にパチリ☆

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こちらは昨年の注射済票。注射済票ってこんなに可愛い形なんです♪

 
今回のこの企画では、はじめてブッチを試される方はもちろん、日ごろからブッチをご購入いただいている方にもプレゼントさせていただきました。

また、「ブッチをお試ししたいからきたんです!」という方も! (^_^)

大変うれしいことに、病院の先生方からも「キャンペーンとても好評です♪」なんてお言葉もいただけました!

少しでも接種率の増加につながればという思いから準備した企画でしたので、うれしいお声にブッチスタッフも喜びが隠しきれません……!

そういえば……そもそも狂犬病って、どうして1年に1回接種しなければいけないのか、みなさんご存知でしょうか?

法律で決まっているものの、日本は「狂犬病清浄国」なんていわれるほど、狂犬病の発症率が下がっています。

啓蒙キャンペーンにご協力いただいたせっかくの機会。

プロからお話しを聞いてみよう!と思い、実際に先生から狂犬病について、いろいろお話しをうかがいしました!

教えて先生!狂犬病ってどんな病気?

今回お話して下さったのは、京都ペット病院の院長、久保先生です!

久保先生について

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子供のころから動物が好きで、よく牛やヤギと遊んだり蛙を捕まえたりしていた久保先生。
獣医師を目指し、麻布獣医医科大学(現:麻布大学)をご卒業後、動物病院にて勤務されています。

病気の子が回復して元気になったときのよろこび、また、飼い主さんのうれしそうに帰っていかれる姿を見たときのよろこびが原動力になっていらっしゃるとのことです(^^)

 

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今回は、京都ペット病院の久保先生におはなしをお聞きします。
貴重なお時間をいただき、ありがとうございます!
よろしくお願いします(^_^)

 

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こんにちは、こちらこそよろしくお願いします。

 

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さっそくですが、そもそも狂犬病とはどういった病気なのでしょうか?

 

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狂犬病は、発症するとほぼ死に至るおそろしい病気です。
いままで発症後に助かったのは2人のみなんです。
日本では1957年から動物も人も国内発生の報告はありませんが、海外渡航のときに感染して発症するケースが報告されています。

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なるほど。
病名に“犬”と付きますが、犬だけがかかるものではないんですよね?

 

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疾病名から犬のみの病気と思われがちですが、犬以外の哺乳類すべてに感染するといわれています。
もちろん、人も発症の対象となりますよ。
わたしたちにとって身近な猫でさえ感染源になりうるため、犬と同じくらい猫にもワクチン接種が必要だと考えます。

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すべての哺乳類なんですね……。
狂犬病は「発症後はほぼ死に至る」とのことですが、治療方法などはないのですか?

 

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残念なことに、いまのところ発症後の有効な治療法は見つかっていません。
アジア、アフリカ、中南米ではイヌによる狂犬病の都市型流行が多いですね。
ヨーロッパではキツネ、北アメリカではキツネやコウモリなどの野生動物による森林型流行が多くみられます。

 

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とても怖い病気ですね……。
聞いているだけで、なんだか犬を飼うということも不安になってしまいます。

 

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たしかに恐ろしい病気ではありますが、狂犬病はワクチンで予防できるウイルス性疾患です。
だからこそ、飼い主ひとりひとりが飼っているワンちゃんに予防接種を行う必要があるんです。
もちろん、「狂犬病予防法」という法律で定められていますので、犬と暮らすことを選んだ以上、飼い主としての責任があります。

 

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だから1年に1回の予防注射が大切なんですね!
それなら安心しました。
では、注射をする時はどこに行けばいいでしょうか?

 

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狂犬病予防注射は、お住まいの市町村で行っている集合注射か、個別で動物病院での接種が選べます。
飼い主さんの判断で、どちらで行っていただいても大丈夫です。
当院は、ふだんから飼い主さんと一緒に健康管理をし、丁寧にお話を聞くように心がけています。
動物たちも飼い主さんも楽しくリラックスできる環境を提供できるように日々努力することで、病院に気軽にきてもらえる改善をこころみているんです。

 

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なるほど、どこで受けるか選べるのは便利ですね!
ちなみに、注射を受けるのにあたって注意するポイントがあれば教えてください。

 

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注射の前は健康な状態であることはもちろんですが、当院では過度に興奮している場合や、車酔いをしている場合、尿検査で異常値が検出された場合には接種を先延ばしにすることもありますね。

 

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では、最後に注射の後に気を付けるポイントはありますか?

 

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できるだけ安静にしましょう。
元気がなくなる、吐く、便の不調、食欲が落ちる、顔がはれるなどのいつもと異なる症状が出た場合は、すぐに来院するよう心がけてください。

 

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なるほど!
日ごろからわんちゃんとたくさん触れ合って、いつもと違うことが起きていないか気づけることが大切なんですね。
久保先生、くわしく教えていただきありがとうございます!

 

今回ご協力頂いた京都ペット病院の久保先生は、地域の飼い主さんたちからとても厚い信頼を寄せられています。
飼い主さんたちともとても距離が近く、話やすい雰囲気とその人柄で多くの方から愛されている先生です(^_^)

また、今回インタビューにうかがった際、ブッチをご愛用いただいている飼い主さんと京都ペット病院様にて座談会をさせていただきました!

ぜひ、そちらの記事もご覧ください♪

↓↓ブッチ座談会記事はこちら!
https://www.butch-japan.jp/archives/pecola/symposium_180501

 
知っていたけれどちゃんと行けていなかった……という方は今年からは必ず年に1回、狂犬病予防注射をしてもらいましょう!

みんなも頑張って予防注射をしたら良いことあるかも?

くわしくは下記内容へGO!

ブッチができることを! ~ワンちゃんとよりよいの生活をめざして

ブッチをお取り扱いいただいている動物病院さまにご協力いただき、多くの飼い主さんからご好評をいただいた今回の企画。

ブッチはペットフードから健康を支えていくことしか出来ないけれど、少しはお役に立てたのではないかと思います(^^)

ですが、ブッチのご愛用者様は日本全国いいらっしゃいます。

なのにこのままたった2つの動物病院との企画で終わらせてしまうのはもったいない……。

そこでブッチでは、狂犬病予防注射の普及のために、Instagramで投稿キャンペーンを行います!!

ブッチと一緒に狂犬病予防!Instagram投稿キャンペーン

参加方法はかんたん!

1、狂犬病の予防注射後に交付される『注射済票』とわんちゃんが一緒に写っている写真を撮影!

2、その際に「#痛いの頑張ったよ」とハッシュタグを入れてご投稿ください(^_^)/

ご投稿いただいた方から抽選で20名の方にブッチトライアルセットをプレゼント!!

キャンペーン概要

🐶キャンペーン期間
5/1(火)から6月/15(金)までの間にご投稿いただいたもの

🐶参加条件
平成30年度の注射済票をご投稿いただける方
(番号やお住まいの市町村などの箇所を加工してご投稿いただいてもOKです!)

🐶当選発表
6月下旬を予定しております

 
いつもブッチをご愛用いただいている方も、まだブッチを試したことのない方も、ふるってご参加下さい!!

ちなみにブッチスタッフの愛犬の予防接種の注射済票はこちら♪

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この注射済票は、地域によって少しずつ変わってくるらしいです♪

いろいろなお写真が拝見できるのをスタッフ一同、楽しみにお待ちしております!

~あとがき~

今回、ブッチをお取り扱いいただいている動物病院様にご協力頂き、スタッフ自身も改めて健康診断や予防注射の大切さを感じました。

大切な家族、いつまでも元気でいて欲しいから。
いまが元気でも、毎年の定期的な健康診断で病気を未然に防いで行きたい!と強く思いました。
 

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