少子高齢化が進み一人暮らしや夫婦のみの家庭が増えたことで、ペットを家族の一員として迎え入れ、大切にする中高年層が増えています。
とくにワンちゃんの健康を支える毎日の食事には、飼い主さんの関心が高まっているようです。
今回は、40代~60代の男女を対象に実施した「ドッグフード選び」に関する調査結果から、飼い主さんのこだわりや重視するポイントをみていきましょう。
まずはじめに「こだわりをもってドッグフードを選んでいますか?」という問いを見ていきましょう。
「とてもこだわっている」が21.2%、「こだわっている」が51.6%と回答し、こだわりを持つ方は全体の72.8%にのぼりました。
多くの飼い主さんが愛犬のことを考え、毎日の食事を考えていることが分かりますね。
続いてドッグフード選びにこだわる背景について見ていきましょう。
最も多かったのは、「長生きしてほしいから」(72.5%)、次いで「愛犬に喜んでほしいから」(54.5%)、「愛犬の病気を予防したいから」(43.9%)が続きます。
どれもワンちゃんの長生きを願う飼い主さんの愛情によるものであることが分かりますね。
ドッグフードは水分量や硬さからドライフード、ウェットフード、半生フードの3つに分けることができます。
また、愛犬のためにごはんを手作りしている飼い主さんもいます。
そこで、どのような種類のフードを与えているかを複数回答で尋ねました。
すると89.8%の飼い主さんが、「ドライフード」を選んでおり、日本ではスタンダードなドッグフードとして定着していると言えるでしょう。
次いで2位の「ウェットフード」は41.0%という高い割合で選ばれ、メインフードとしてだけでなくトッピングや併用で愛用されていることが伺えます。
その他「手作りフード」を選んだ方も17.2%にのぼり、手間を惜しまずに調理する飼い主さんも一定数いることが分かりました。
品質の評価基準についての問いに対しては、「原材料」(55.3%)、「栄養価が高い」(49.2%)、「無添加」(41.0%)の3つが高い割合で選ばれました。
ワンちゃんの健康を第一に考え、原材料の安全性や栄養価や添加物の有無など、多角的な視点からフードを選んでいることが伺えますね。
ドッグフード選びの情報源として、最も活用されているのは「インターネット検索」(60.7%)でした。
最近ではドッグフードを比較するサイトや、SNS投稿などもあり、飼い主さん目線だけでなく専門家の目線でも情報が得られるようになっています。
次いで「知人の意見」(23.8%)、「専門家の意見」(9.8%)と続きます。インターネットから、手軽に情報収集する飼い主さんが多いようです。
今回の調査結果から、ワンちゃんの健康を願う飼い主さんの想いが、ドッグフード選びの重視するポイントに大きな影響を与えていることがわかりました。
ワンちゃんの健康を考えるなら、信頼できる情報源を参考に、栄養バランスや品質、原材料などを総合的に判断することが大切です。
参考リンク
PRTIMES
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