どこからが動物虐待?「動物虐待に関する意識調査」の結果をご紹介【ニュース】

動物虐待に関する意識調査!法改正後の世間の認識とは【ニュース】

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令和元年に動物愛護管理法の一部が改正されたニュースを耳にした方も多いでしょう。その改正において、動物虐待についても厳罰化がされました。

具体的には、虐待による殺傷の法定刑が「2年以下の懲役または200万円以下の罰金」から「5年以下の懲役または500万円以下の罰金」へと強化されました。

また、飼育するペットにえさや水を与えずに衰弱させるなどのネグレクトや、遺棄については「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」となり、懲役刑が追加されました。

しかし、罰則が強化されてもなお、動物虐待のニュースが絶えないのが現状です。
そこで今回は、2021年1月にインターネットにて行われた「動物虐待に関する意識調査」の結果をご紹介します。

 

改正後も「刑が軽すぎる」が39%

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まず、「改正に対してあなたはどのように感じますか?」という質問には「妥当だ」との回答が全体の59%だった一方で、「刑が軽すぎる」は39%にまで上ることが分かりました。

 
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また、同じ質問を「ペットと暮らしている人」と「ペットと暮らしていない人」にそれぞれ行った結果、「ペットと暮らしている人」で「妥当だ」という回答は52%。「刑が軽すぎる」が46%、「刑が重すぎる」が2%となりました。

一方で「ペットと暮らしていない人」では「妥当だ」という回答が66%、「刑が軽すぎる」が32%、「刑が重すぎる」が3%という結果が得られました。

この2つの回答から、ペットと暮らしている・いないに限らず、動物への虐待を重罪と認識している人が多いことがわかります。

 

虐待だと思う行為

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次に、具体的にどのような行為が動物虐待にあたると考えるかを尋ねました。

「殴る・蹴る」行為は最多の1,075票となり、直接的な暴力についてはほとんどの回答者が虐待に当たると考えているようです。
次いで「餌・水の量が不十分」が968票、「健康に異常があっても病院に連れて行かない」が958票と続き、飼育放棄とされるネグレクト行為も虐待と認識されていることがわかりました。

じつは、法改正前はネグレクトについて虐待行為として明文化されていませんでした。
今回の法改正では、現代人の考え方と法との間にあった大きなギャップが、わずかながら埋まったと言えるでしょう。

また、票数の少なかった回答を見てみると、「犬猫の外飼い」を虐待と思うとの回答は149票あったのに対し、「犬の完全室内飼い」は284票という結果が得られました。
動物虐待の認識や線引きは、人によってばらつきがあるようです。

 

まとめ

今回の調査では、動物を飼っているいないに関わらず、ペットの命を重んじる人が多いということがわかりました。
こういった風潮が、法改正につながったとも言えるでしょう。

また、動物虐待についての細かい線引きは人によって異なるという結果も得られました。
私たちひとりひとりの価値観の違いはありますが、家族であるペットが終生幸せに暮らせるよう努めるとともに、動物虐待という社会問題について考えていきたいですね。

 

 

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