ハワイ発!日本でのファシリティドッグ育成が本格始動【ニュース】

ハワイ発!日本でのファシリティドッグ育成が本格始動【ニュース】

病で苦しむ人に安らぎを与えるファシリティドッグ

みなさんは「ファシリティドッグ」という存在をご存じでしょうか?

ファシリティドッグとは、病やストレスを抱えた人々に愛情と安らぎを与えることを目的とし、病院で活動するために専門的なトレーニングを積んだ犬のことです。

ファシリティドッグ・プログラムでは、犬を扱う研修を受けた「ハンドラー」とファシリティドッグがペアとなり、入院患者の治療や療養生活に関わります。

 
日本では、静岡県立こども病院に2010年に導入されたことを皮切りに、2012年に神奈川県立こども医療センター、2019年8月に東京都立小児総合医療センターなど、ファシリティドッグ導入を進めてきました。

静岡県立こども病院で活動する、日本で2頭目のファシリティドッグであるゴールデン・レトリバーの“ヨギ”は、2019年に8歳となり、後継犬の確保が必要な状況となっています。
 

しかしながら、国内にはファシリティドッグを育成する機関がなかったことを受け、「特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズ」が、国内初のファシリティドッグ育成事業を開始することとなりました。

国際的な基準と倫理規定に基づき、専属のドッグトレーナーによって犬と人のどちらにも配慮した形でプログラムが導入されることに加えて、ファシリティドッグを育成するために、医師・獣医師・博士の計4人で構成されるアドバイザリーボードも設立されます。
 

新たな活動として、幕を開けた「ファシリティドッグス」。
動物と人の明るい未来を目指すステキな社会活動ですね。

気になる方は、ぜひ今後の動向もチェックしてみてください(*^^*)/

(画像はプレスリリースより)

 
 

この記事が気に入ったら
いいね !しよう

この記事はいかがでしたか?みんなにシェアしていただけると嬉しいです♪

ブッチ・ジャパンによる愛犬・愛猫との毎日を応援するペットのためのコラムページ『PECOLA(ペコラ)』。犬・猫に関する豆知識や、ペットの健康・しつけなどのお悩みに関する情報をご紹介します。

上へ戻る