室内でも注意が必要!遊ぶ時の6つの注意点と対策

室内でも注意が必要!遊ぶ時の6つの注意点と対策

 
お天気が良い日には、愛犬と屋外で走ったり、ボールやフリスビーでのレトリーブ遊びを楽しむ飼い主さんも多いと思います。

でも、屋外で遊ぶには天気がすぐれない日や、暗くなってからしか時間がとれない日も・・・。

そんな時は、お家の中でたっぷり遊ばせてあげられたらいいですよね。

しかし、室内で遊ぶ時にも私たち飼い主が気をつけなくてはならないキケンがあるんです。

今回は、室内で愛犬と遊ぶ時に注意したい6つのポイントとその対策についてご紹介します!

 

遊びに夢中にさせすぎない

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室内で愛犬と遊ぶ時は、遊びに夢中にさせすぎないようにしましょう。

あまり夢中になってしまうと、まわりが見えなくなり、思いもよらない行動をすることがあります。

過剰に吠えてしまったり、無理のあるジャンプやダッシュにより、関節や骨を痛めてしまうこともあるんです。

ダックスフンドやコーギーといった腰に負担がかかりやすい犬種の場合は、特に注意するようにしてあげてください。

 

■対策法:休憩をこまめに取る

愛犬が遊びに夢中になりすぎてしまった時は、愛犬の気持ちを切り替えてあげる必要があります。
「待て」「伏せ」「お座り」などで気持ちが落ち着くまで待つか、一度休憩を取って遊びを中止することも方法のひとつです。

 

誤飲に注意しよう

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室内で愛犬と遊ぶ時は誤飲に注意しましょう。
遊んでいる時は気持ちが高ぶっているので、おもちゃ以外のものにも興味を持ちやすくなります。

そのため、身近なものをかじってしまったり、誤って飲み込んでしまうことも。

体内に入ると中毒症状を起こしてしまうものや、固いものは胃や腸に詰まってしまう危険性もあるので、十分に注意が必要です。

特にパピー期は、好奇心が旺盛でしてはいけないことの区別がつかないため、特に気をつけてあげましょう。

 

■対策法:ワンちゃんの届かない場所へ

食べ物だけでなく、いたずらの対象となるようなものは、愛犬の届かない場所へ移動させましょう。
愛犬の行動範囲内には、誤飲する可能性があるような物を置かないようにし、必要であれば、サークルなどで遊ぶスペースを区切って危険なものに触れられないようにしましょう。

誤飲を注意するもの

<食べ物>
・タマネギ
・ブドウ
・チョコレート
・キシリトール など

<植物>
・チューリップ
・ユリ
・観葉植物 など

<生活用品>
・医薬品
・ティッシュペーパーなどの紙類
・おもちゃ
・たばこの吸い殻
・化粧品 など

 

遊ぶスペースを確保しよう

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室内で遊ぶ時には、遊ぶスペースを十分に確保しましょう。
ボールやおもちゃを投げて遊ぶ時は、ある程度のスペースが必要になります。
走り回れるスペースを確保してあげることで、安全に遊ぶことができます。

また、角が鋭利な物や長いコードなどは愛犬が触って怪我をしてしまったり、コードが足や喉に絡まり怪我につながる危険性もあるので、家具や電化製品なども要注意です。

 

■対策法:仕切り柵を使用しよう

遊ぶスペースを確保する際は、愛犬に立ち入ってほしくないスペースとの境目に仕切り柵を使用して、遊んでもいいスペースとそうではないスペースを区別するようにしましょう。

特にシニア犬は視力、嗅覚などの感覚が低下してしまい、壁やものにぶつかってしまうこともあるので、愛犬目線で遊ぶスペースを確保することも重要でしょう。

 

滑りにくい床材を選ぼう

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室内では滑り止めを施した床材の部屋で遊びましょう。
特にフローリングは足が滑りやすく関節や靭帯を痛めてしまうこともあります。

 

■対策法:カーペットなどの滑り止め対策をしよう

フローリングの場合、カーペットや滑り止めマットなどを敷いて、愛犬が滑りにくいよう対策をしましょう。

床に置くだけのタイルマットやフロアマット、汚れたら替えることのできるマットなど、様々な種類がペットショップやインターネットなどで販売されています。
自宅や愛犬にあった床材やマットを探してみましょう。

 

長時間遊ばない

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室内は過ごしやすい快適な温度湿度に設定することができます。
そのため時間を忘れてしまいがちですが、愛犬と遊ぶ時にはあまり長時間にかけて遊ばないようにしましょう。

 

■対策法:時間を決めて遊ぶ

愛犬と家の中で遊ぶ時は時間を決めて遊びましょう。
1回10分程度で、愛犬の体調や機嫌に合わせて時間や回数を変えてあげるといいですね。

また、室内でも脱水を起こし、体調を崩してします可能性があるので、定期的に水分補給や休憩を取るようにしましょう。

 

段差からの落下に注意しよう

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室内に階段や段差などがある場合は段差による愛犬の落下に注意しましょう。

飼い主さんにとっては問題がない段差でも、愛犬にとっては大きな段差と感じていることもあります。
特にチワワやミニチュア・ピンシャーなどの骨が細い犬種は骨折しやすいことも考え、段差や階段がある場所では遊ばないようにしましょう。

 

■対策法:犬用ゲート・スロープをつける

階段や段差の前に犬用のゲートや仕切り柵などをつけることや、段差にスロープをつけるなど工夫しましょう。
犬用のゲートやスロープはシニア犬の足腰への負担を軽減する効果もあるでしょう。

 

まとめ

今回は、室内で愛犬と遊ぶ際の注意点とその対策についてご紹介しました。

室内だからといって必ずしも安全な環境とは限りません。

また、過ごし慣れた室内だからこそ、見逃しやすいキケンもひそんでいます。

愛犬と遊ぶ前は、愛犬の目線で部屋を見て回り、危ないものが置かれていないか、立ち入ってほしくスペースに入れないようになっているか、必ず確かめましょう。

室内で遊ぶことは愛犬とコミュニケーションを取るための大事な時間です。
今回紹介した6つの項目に気を配りながらも、愛犬とのコミュニケーションの時間を楽しみましょう。
 

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