サバ缶やツナ缶は愛犬も食べられる?水煮缶の特徴や注意点

サバ缶やツナ缶は愛犬も食べられる?水煮缶の特徴や注意点

 The Golden Retriever in playing with toys

 

スーパーなどで安価で手軽に手に入れることができる魚の缶詰。

サラダやサンドイッチに大活躍なツナ缶や、骨ごと食べれる栄養満点のサバ缶など、ここ数年で缶詰の人気が高まっています。
保存期間も非常に長いため日常に使うこと以外にも、災害時の備えとしてストックしているご家庭も多いのではないでしょうか。

最近では無塩やオイルフリーの缶詰も見かけるようになり、健康志向の強い味方となっています。
では、人間用の魚の缶詰をワンちゃんに与えてもいいものでしょうか。

今回は、とっても便利で栄養満点な魚の缶詰について詳しく解説していきます。

 

魚の缶詰は与えてもいい?

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サバの味噌煮込みなど味付けがされているものやオイル漬けの缶詰は、塩分や脂質が非常に高いため与えてはいけませんが、無塩・オイルフリーであればワンちゃんが食べても問題ありません。
しかし、水煮であっても食塩が使われているものもあるため、必ず原材料を確認して選ぶようにしましょう。

缶詰は総合栄養食ではないので、主食として与えることはできませんが、いつものごはんのトッピングやお誕生日の特別ごはんなどに活用できます。

また、災害時などに備えた非常持ち出し袋などに入れておけば、私たちもワンちゃんも食べられるので一石二鳥ですよね。
避難所などストレスを感じる場所では食欲が低下しやすいため、香りの強い魚の缶詰はワンちゃんの食欲を刺激するトッピングとなるでしょう。

 

缶詰のメリット

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では、ワンちゃんも食べられる魚の缶詰にはどんなメリットがあるのでしょうか。
栄養面はもちろん、購入のしやすさも飼い主さんにとっては大きなポイントですよね。

主に挙げられる3点について見ていきましょう。

 

①添加物不要で長期保存できる

缶詰は食材を缶に詰めて密封し、加熱殺菌しています。
そのため、人工的な保存料を入れなくても長期保存できるのが大きな特徴のひとつ。

とくに魚の水煮缶では、原材料が魚だけの商品が多く流通しています。
愛犬の食べるものにこだわりのある飼い主さんには嬉しいポイントですね。

 

②素材の栄養まるごと食べられる

缶詰によっては、皮や骨が含まれるものも製造されています。
魚の骨は細く鋭いので、愛犬に与えることに不安を感じるかもしれませんが、缶詰ならしっかりと加熱されているので安心。

鮭の中骨缶などは、指で触れるだけで骨が崩れるほど柔らかくなっているので、ワンちゃんの喉に刺さる心配もありません。

 

③安価で手軽に購入できる

スーパーやコンビニで手軽に購入でき、100円程度の低価格のためコストパフォーマンスに優れています。

無添加のワンちゃん用の缶詰やパウチには高級なものも多くありますが、スーパーにはあまり並んでいないですよね。
ペットショップに立ち寄る時間がない時など、重宝しますよ。

 

話題の栄養素が豊富なサバ缶

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私たちの生活の中では、サバ缶を使ったメニューやアレンジレシピなどを目にする機会も増え、「ブーム」から「定番」となりつつあります。
処理の面倒な魚を手軽に楽しめるのはもちろん、栄養価の高さも人気の秘訣。

サバは青魚の中でも「EPA(エイコサペンタエン酸)」と「DHA(ドコサヘキサエン酸)」という不飽和脂肪酸をダントツに多く含んでいます。

EPA(エイコサペンタエン酸)は血管を柔らかくし、血液をサラサラにする働きがあると言われ、ガン予防としても期待されている成分です。

DHA(ドコサヘキサエン酸)は「頭が良くなる」というフレーズで知っている方も多いのではないでしょうか。
脳や神経の発達に不可欠な成分で、脳を活性化する働きがあると言われています。

「サバの生き腐れ」という言葉があるほどに傷みやすいサバですが、缶詰なら不飽和脂肪酸の酸化も防ぎ、長期保存が可能なため、万能な食品であると言えます。

 

ツナ缶はローカロリー

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ツナ缶の原材料であるマグロやカツオはじつはサバ科の魚。
そのためサバ缶には劣りますが、ツナ缶にもDHAやEPAが豊富に含まれています。

また、ツナ缶は赤身を使用しているため、タンパク質が豊富で、サバ缶よりもローカロリーであることも大きな特徴でしょう。
ほぐした状態で缶詰にされているので、手軽に愛犬に与えられるのも嬉しいポイントですね。

 

旨味たっぷり鮭の中骨缶

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サバ缶やツナ缶よりも値段が張りますが、香りのクセが少なく食べやすいのが特徴です。

また、骨ごと加熱されているため、旨味が強く嗜好性が高いと言えます。
ただし、カルシウムがサバ缶の約5倍も含まれているため、尿路結石症になりやすいワンちゃんには与えないようにしましょう。

 

イエローファットに要注意

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EPAやDHAなど不飽和脂肪酸のメリットをお伝えしましたが、摂り過ぎは禁物。
カツオ・ブリ・サンマ・サバなどの青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸を過剰に摂取すると、イエローファットを引き起こすとされています。

不飽和脂肪酸は酸化しやすい特徴があるため、お腹や胸などの脂肪を酸化させ変性し、炎症を引き起こすことも。
通常、脂肪は白色をしていますが、酸化すると黄色く変色するためイエローファット(黄色脂肪症)と呼ばれています。

初期であれば発熱や食欲の低下のほか、毛ヅヤが悪くなるなどの症状が見られますが、悪化してしまうと腹部にごつごつとしたしこりができ、さらに放置してしまうと炎症を起こし熱を持つようになります。

治療はまず食生活の改善が重要です。
不飽和脂肪酸の過剰摂取を避けるため、総合栄養食のみの食事に切り替え、炎症を抑える薬を投与したり、脂肪の酸化を抑えるビタミンEを補います。
魚の缶詰は手軽でおいしく食べられるものですが、愛犬の健康のためにも過剰に与えてはいけません。

 

まとめ

 
自宅で調理が面倒な魚ですが、缶詰なら手軽に食べさせることができますね。
しかし、あくまでもトッピングやオヤツ程度にとどめ、総合栄養食などと一緒に与えるようにしましょう。

 

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