旬を味わおう!ワンちゃんが食べられる冬の果物

旬を味わおう!ワンちゃんが食べられる冬の果物

AdobeStock_136333574

 
みなさんは冬に旬をむかえる果物といえば、どんなものを思い浮かべるでしょうか?

みかんやりんごなど、冬の果物には手軽に美味しく食べることのできるものがたくさんあります。
現在はハウス栽培も盛んなので、1年を通していつでもどんな果物でも食べることができますが、やはり四季折々、その季節に食べる旬の果物は栄養も豊富で美味しいもの。

自分だけではなく、愛犬にもそのおいしさ、効果を与えたいと考える飼い主さんは多いでしょう。
今回はワンちゃんが安心して食べることができる冬の果物についてお伝えします。

 

冬の果物でビタミン補給

shih-tzu-2049518_1280
 
冬に旬をむかえる果物には、ビタミンなどの様々な栄養素がたっぷりと含まれています。

ワンちゃんは生きていくうえで、果物を必ずしも食べなければいけないということはありません。
必要な栄養はドッグフードで補えるので、果物はおやつとしてあげると良いでしょう。

とはいえ、美味しくて栄養がギュッと詰まった果物はワンちゃんの体に良い影響を与えます。
ワンちゃんにおすすめな冬の果物の種類とその与え方について紹介しますので、ぜひ試してみてくださいね♪

 

いちご

natasha-skov-VyRmCBnDj5g-unsplash
 
いちごには数多くの品種があり、その多くの旬の時期は12月から5月頃までです。
本来は3月~4月後半が旬の時期ですが、現在はハウス栽培の技術向上や農家さんによる品種改良が進み、冬を代表する果物となりました。

 

いちごに含まれる栄養素

いちごにはビタミンC・ペクチン・ポリフェノールなどの様々な栄養素が含まれています。
特にビタミンCの含有量は果物の中でもトップクラスです。

いちごに含まれる成分は免疫増強作用や抗酸化作用、また老化防止にも効果があります。

皮むきの必要がないため手軽に食べることのできるいちごは、甘酸っぱくワンちゃんもおいしく口にすることができます。
愛犬の大きさに合わせ、カットしてあげると良いでしょう。

 

いちごを与える際の注意点

いちごにはワンちゃんが摂取しすぎると有害なキシリトールが含まれていますが、微量であるため、1粒2粒口にするぐらいであれば、そこまで神経質にならなくても大丈夫。

ワンちゃんに与える1日の量の目安としては、1kgのワンちゃんでいちご半分、10kgのワンちゃんでも3粒程度にとどめましょう。

与える時はヘタを取り除き、愛犬のサイズに合わせ喉に詰まらないように小さく切ったり、潰してから与えるのがおすすめです。

 

りんご

shelley-pauls-I58f47LRQYM-unsplash
 
甘酸っぱくてジューシーなりんごも、冬においしく食べることができる果物です。
種類も豊富で、栄養素もたっぷりなりんごは、ワンちゃんにもおすすめの果物なんですよ!

 

りんごに含まれる栄養素

りんごにはビタミンCを始め、植物繊維、ポリフェノール、カリウムなど健康維持に大切な栄養素が豊富に含まれています。

効能は疲労回復・抗酸化作用、また胃腸の調子を整える作用も大きく、食欲不振や便秘気味の時にも活躍してくれますよ。
そのほか、りんごに含まれるカリウムは、体内の余分な塩分をおしっこと一緒に体外に排出してくれる働きがあり、高血圧の予防効果があります。

 

りんごを与える際の注意点

ワンちゃんにりんごを与える時は、1日に20gほどを目安に、消化に悪い種や芯を必ず取り除いて与えるようにしましょう。

皮にはポリフェノールが豊富に含まれていますが、農薬が塗布されている心配があるので、剥いてあげてくださいね。
また、大きいままだと喉に詰まらせてしまう可能性があります。
小さく切ったり、すりつぶして与えるようにしてください。

 

みかん

sravudh-snidvongs-Yb1pBfXD5GQ-unsplash
 
日本の冬の風景に多く登場するみかん。
冬の果物といえばみかん、とイメージする方も多いのではないでしょうか。
みかんもワンちゃんが食べることができる果物です。

 

みかんに含まれる栄養素

みかんの果肉には、ビタミンC、ポリフェノール、クエン酸などが豊富に含まれています。
効能は疲労回復・免疫力アップ・抗酸化作用などがあげられます。

またみかんの薄皮には水溶性植物繊維のペクチンという成分が含まれていて整腸作用に効果があります。

 

みかんを与える際の注意点

愛犬がみかんを与える際、薄皮を上手に消化できないことが多いため、ほんの少量だけ用意する、もしくは薄皮を取り除いてあげましょう。

また、みかんをワンちゃんに与える時の量は、1日に1~3房目安にしてください。

ワンちゃんはみかんの外の皮や種を消化することができません。
必ず取り除いて与えるようにしてください。

 

柚子

citron-5944155_1280
 
鍋料理の薬味や、冬至の柚子湯など、冬の季節に親しまれている柚子。
青実でまだ熟していない状態で収穫される青柚子は7~8月の夏が旬の時期ですが、秋になり黄色く熟した黄柚子の旬の時期は10~12月です。
柚子はワンちゃんも食べることができますが、注意点もあります。

 

柚子に含まれる栄養素

柚子の栄養素はビタミンC・ビタミンE、クエン酸、カリウム、βークリプトキサンチン、βーカロテンなどで、免疫力アップ、疲労回復などに効果があります。

私たち人間にとって。とても良い香りである柚子。
しかしワンちゃんの鋭い嗅覚には、少量でも匂いが強すぎて嫌がることがあるので、無理に与えることはしないでくださいね。

 

柚子を与える際の注意点

柚子をワンちゃんに与える際注意しなければいけないのは、『皮は絶対にNG』という点です。
柚子の皮には「ソラニン」という成分が多く含まれており、ワンちゃんが食べると炎症や中毒症状をおこすことがあるからです。

柚子の皮は、人間の食事において飾りや風味付けで使用することもありますが、ワンちゃんにもお裾分け、ということがないよう気を付けましょう。

様々な効能がある柚子ですが、ワンちゃんには、果汁を少し絞って食事にトッピングする程度の利用がおすすめです。

 

まとめ

今回は冬にワンちゃんが食べることができる果物を紹介しました。

ワンちゃんの中には、果物が好きな子やそうでない子もいますよね。
本来は肉食動物である愛犬たち。
甘くておいしい果物を好むワンちゃんに対し、欲しがるからと大量を与えることは避けるようにしましょう。

冬の味覚を愛犬にも少しおすそ分けして、おいしい冬の果物を一緒に楽しめると良いですね!

この記事が気に入ったら
いいね !しよう

この記事はいかがでしたか?みんなにシェアしていただけると嬉しいです♪

ブッチ・ジャパンによる愛犬・愛猫との毎日を応援するペットのためのコラムページ『PECOLA(ペコラ)』。犬・猫に関する豆知識や、ペットの健康・しつけなどのお悩みに関する情報をご紹介します。

上へ戻る