犬の熱中症対策を見直そう!

愛犬の熱中症対策、していますか?【健康コラム】


梅雨が明ければ、海にプールに花火大会と、楽しい夏がやってきますね!
ただ、日本の夏といえば、日差しがサンサンと照りつけ、ジメジメ・ムシムシ・・・(>_<)

照り返しの強いアスファルトの近くを、全身毛むくじゃらで歩く犬たちにとっては一番キビしい季節かもしれません・・・。
犬にとって『快適!』と感じる温度が22~26℃、湿度は50~60%といわれています。

東京なら、ちょうど桜が開花し、私たちがコートを脱ぎ始める3月下旬の晴れた日中の気候です。
そんな暑がりの彼らにとって、夏の天敵と言えるのが“熱中症”。
ひとたび熱中症を発症すると、重度の場合は後遺症が残ったり、最悪の場合には命を落とすことも。

ぜひ一度、愛犬の『熱中症対策』を見直してみましょう。

熱中症対策はお散歩だけでなく室内でも!


愛犬を熱中症にさせないために、私たちにどうのようなことが出来るのでしょうか?
じつは直射日光を浴びる外だけでなく、室内にも熱中症のリスクはひそんでいます!

室内・室外のシーン別対策をそれぞれお伝えします。

シーン別対策その1:室外


私たちよりも地面との距離の近い犬には、アスファルトから照り返される放射熱にも注意が必要です(>_<)

お散歩は出来るだけ日が昇っている時間帯をさけ、明け方や日没後の涼しい時間におこない、芝生や土が多いところを歩かせると、熱中症をおこすリスクが大幅にさがります。
また、トイレなどの理由で日中にお散歩が必要な場合には、万が一のことを考え、冷たい濡れタオルを持って行くと安心です(^^)

室外飼育をする場合には、アスファルトから遠ざけ、地面を掘って涼をとれるよう芝生や土の近くに犬小屋を置くようにしましょう。

朝と夕にそれぞれ日陰ができる場所を選ぶこともポイントです!
そのほか、保冷剤を入れて使うバンダナ等、愛犬用の熱中症対策グッズもたくさん販売されていますので、一度チェックすることをおすすめします♪

シーン別対策その2:室内


室内では風通しをよくしたり、エアコンを使って快適に過ごせる温度を保ち、常にきれいな飲み水をたっぷり用意しておきましょう。
直射日光のあたる場所にケージを置かないようにし、犬だけでお留守番させる時などは、エアコンの不調がないか、事前に確認を!

今は外出先からスマートフォンで操作できるエアコンも発売されているようので、犬と暮らすご家庭は導入を検討しても◎!
万全の対策をしていても「なんだか愛犬の様子がいつもと違うな」と思ったら、熱中症の症状を確認してみましょう。

こんな症状が出たら要注意!わんちゃんからのサイン

犬の熱中症の症状は以下のようなものが挙げられます。

症状を把握しておくことで、初期段階で気づき、応急処置や治療が受けられる可能性が高くなります。

熱中症~軽度症状~


・口を大きくあけ呼吸が激しくなる
・よだれが大量に出る
・足元がふらつく
・発熱
・目、口の中や舌の粘膜が充血する
もちろん、お散歩や運動をした直後に上記の症状がでることもありますが、症状が長時間みられる場合には熱中症のおそれがあります!

お散歩から帰ってきたら、熱中症でないか、しばらく様子を見てあげてください。
では、熱中症が重篤化するとどのような症状があらわれるのでしょうか?

熱中症~重度症状~

・からだが震える、痙攣がおきる
・意識がもうろうとする
・嘔吐や下痢をする
・吐血、血便、血尿がおきる
こういった症状が出てしまうと、脳障害、心不全、腎不全などをひきおこす可能性があります。

もちろん命を落とすことも・・・

そうならないために、飼い主である私たちが熱中症対策をおこない、そして熱中症にかかってしまった時の対処を把握することで、最悪の事態を避けましょう!

応急処置は、とにかく体を冷やす!


熱中症の症状がでてしまったら、まずは涼しいところへ移動させ、からだ全体に水道水をかけたり、濡れたタオルを頭やわきの下、太もものつけね等の動脈が通っているところにあて、冷やしましょう。

ただし、冷たすぎる水を使ったり、長時間冷やしてしまうのはNG。
意識がある場合にはお水を飲ませるとよいですが、意識がない場合には、窒息のおそれがあるのでNG。

からだを冷やしながらすぐに動物病院へ連絡を取り、指示をあおぎましょう!
熱中症を発症してから30~60分以内に適切な処置をおこなえば、後遺症が残りにくいと言われています。

反対に、発症から2~3時間が経過し、体温が41℃を超えてしまうと、完全な回復は難しくなってしまいます……。

熱中症の応急処置は、時間との勝負です!

毎日の予防が肝心!ブッチは熱中症対策にも最適!?


そんな怖い熱中症にならないために、今の時期からすぐにできる予防があります!

何よりも熱中症にならないためには、毎日の“水分補給”と、暑さに負けない“体力をつける”ことが肝心!
そこで!!

1、食事からの水分補給も見直しましょう!


ブッチは水分たっぷり&冷蔵フードなので、暑い夏にはもってこい♪

中には半解凍のシャリシャリブッチを食べて元気を取り戻した子も!
でも具体的にブッチの水分量ってどれくらいなんだろう・・・?と思い、含まれる水分量を可視化して一般的なドライフードと比較してみました(^^)
どちらも体重5㎏の子に食べてもらう1日の量を準備しました。

▲一般的なドライフードの水分量

▲ブッチの水分量
一般的なドライフードの水分含有量は約10%に対し、ブッチの水分含有量は約70%。

写真で比べると一目瞭然!
5㎏の成犬が1日に必要とする水分量は250~350mlと言われているので、ブッチなら1日の50%以上を食事だけで摂ることができます!
一方、ドライフードのみの食事だと、食事の他にコップ1杯以上の飲み水が必要になります。

私たち人間ならあっという間に飲めますが、5㎏の犬にとってはなかなかの量ですね(^^;
この水分量を私たちの身近な食べ物でたとえると、海苔と枝豆くらい水分量が異なるのです!

暑い日に海苔と冷えた枝豆を出されたら、枝豆を選びますよね・・・!

犬も同じように、気候によって食欲をそそる食べ物はちがうはず。
全部の食事がブッチという訳ではなく、ドライフードにブッチをトッピングしている方も多いです。

その場合はブッチと一緒にキュウリやトマトといった水分量の多い野菜を入れると、見た目も涼しげなうえに、水分量もグッと上がりますよ♪

2、体力をつけるには“良質なタンパク質”を!


暑さに負けない体力をつけるためには、“良質なタンパク質”が欠かせません。

タンパク質は、筋肉や臓器を作り、そして生きるために必要な酵素を生み出す重要な栄養素です。

タンパク質が不足すると、筋力や免疫力が低下してしまい、熱中症にかかりやすくなってしまいます・・・。
犬は本来肉食であった名残で、じゃがいも等の植物性タンパク質よりも、お肉や魚の動物性タンパク質の方が消化しやすいのです。
そんな犬のことを考え生肉に近いフードと考えられたのがブッチ!

ブッチは環境規制が世界一厳しいとされるニュージーランド産のヒューマングレードの食肉を使用し、「肉」の割合は、一番人気のブラック・レーベルで約77%もあるのです(^^)

もちろん、いつもの食事にお肉をトッピングしても◎!
愛犬が夏の暑さにまいってしまう前に、ぜひ動物性タンパク質たっぷりの食事で体力をしっかりつけましょう!
 

~おまけ~

ちなみに、簡単にできちゃう!夏にオススメのひんやりブッチのスペシャルメニューもご紹介(*^^*)

お家で愛犬とカフェ気分★「冷蔵庫で冷やすだけの簡単テリーヌ風ブッチ」

茹でた野菜とブッチを牛乳パックに並べて寒天で冷やし固めるだけの簡単メニュー♪
≪簡単テリーヌ風ブッチ≫
・材料(わんちゃんの体重や好みに合わせて分量は自由に変えてみてください◎)
ブッチ<ブルー・レーベル>
粉寒天
にんじん
パプリカ
きゅうり
牛乳パック
・作り方
① ブッチ、野菜を短冊切りにする
② にんじん、パプリカをさっと下ゆでする
③ 小鍋に粉寒天と水を入れ、沸騰させてから粗熱を取る
④ 1/3程度にカットした牛乳パックの底に、③で作った寒天液を少々入れ、ブッチをしきつめる
⑤ 寒天液を足しながら、野菜⇒ブッチの順にしきつめる
⑥ 牛乳パックの上部をサランラップと輪ゴムでとじて、冷蔵庫で冷やし固める
⑦ 食べやすい大きさにカットする
小さな子には野菜を細かくカットしてから固めてあげると食べやすいかもしれません(^^)
熱中症予防にぜひ、ブッチをご活用ください!!

愛犬も私たちも、暑さに負けず、夏を乗り切りましょう!!

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